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紙の本

20世紀前半のアメリカ社会史を概観する意味でも興味深い一冊

2011/04/03 07:56

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る


 ジャズエイジといわれる1920年代から、1950年代までのアメリカで主に名をはせた女性たち20人をとりあげた評伝集です。
 女優ヘディ・ラマー、作家デューナ・バーンズ、衣装デザイナー イデス・ヘッド、歌手レナ・ホーン、カメラマン マーガレット・バーク=ホワイト、画家ドロシー・ブレットなどなど、ここで紹介されている女性たちのほとんどの名を私は耳にしたことがありません。唯一女優キャロル・ロンバードをかすかにどこかに聞いた覚えがあるくらいでしょうか。しかしそのキャロル・ロンバードにしろ、名前以外の情報は本書で初めて知ったといえます。
 
 1920年代は「女性たちが家庭から街へと積極的に出て行った陽気な、解放された時代だった。彼女たちは酒を飲み、タバコを吸い、ダンスを楽しみ、そして恋をした。」(176頁)
 先行世代の女性たちや既成の価値観に生きる男性たちにとって彼女らは大変煙たい存在だったことでしょう。
 だからこそ無理解と対峙し、犠牲を払いながらも人生を真摯に謳歌した彼女たちの生きざまは、読んでいて清々しい思いにとらわれます。背筋を伸ばして凛と歩む彼女たち。
 レナ・ホーンが60歳のときのインタビューで美しさを保つ秘訣を訊かれて、いつも社会と闘い続けて緊張して生きて来たことが美容によかった、と答えるくだりは印象的です。

 モノクロームであるとはいえ、女性たちを活写した写真が相当数掲載されているのもうれしい点です。美しい女性たちであるのはもちろんのことですが、時に妖艶でスキャンダラス、時に理解されない悲しみを表情にたたえた彼女たちの写真は、万言を費やしてもなお足りないその魅力のほどを伝えてくれています。

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