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帰艦セズ(文春文庫)

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紙の本

読者の興味を放さない重く、暗い短編の各一篇

2012/09/02 21:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉村昭の短篇集である。本書には短編が7作集められている。どれも暗いものばかりであるが、それが吉村の特徴と言えるであろう。暗いといっても色々だが、これも吉村特有の暗さがある。テーマである。刑務所関連が1作、遺産相続にまつわる作品が1作、災害に遭遇した際の一幕が1作、戦時中に学校に赴任した配属将校関連が1作、戦時中におきた事件に関連したものが3件と戦争に関連するものが多い。

 戦争に関連するもので明るいものは少ないのかもしれないが、それが平時に起きた場合を考えても、暗いと言わざるを得ない。考えさせる事件が多いのである。吉村は事実をそのまま書にしているわけではないが、それに関わる事件があれば、調査して実像を明確にしている。

 その関わる事件自体が暗いのである。別に明るい話題を求めて吉村の小説を読むわけではないが、吉村の作品では、戦争の陰に隠れている秘しておけない事件が浮かび上がってくる。戦争の行方をも左右する事件はめったにはないのだが、今回の中では機密情報を持った将校が搭乗した航空機が撃墜され、その機密情報の行方を追って日中が落ちた航空機を捜索するという事件があった。

 吉村の別の作品に『大本営が震えた日』があるが、これをプロットとしている。しかし、本書では機密情報の行方に焦点が当てられているわけではない。行方不明になった家族の思いを描いている。戦争中に家族が亡くなったと言われても、その最期の姿を見た人から話を聞かない限り、諦めがつかないのは当然であろう。

 吉村が描く戦時中の事件とはこういう種類の事件なのである。刑務所絡みで仮釈放に関わるものもいくつかあるが、本書にもある。身元引受人に関するものだが、誰が引受けるかが問題になり、いない場合には仮釈放されない場合もある。本書は短編が集められているのだが、一つ一つは逸話風に書かれているが、それぞれ暗いだけでなく、重い話でもある。だが、読者の興味を引きつけて放さないのである。

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2013/04/28 18:28

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2011/04/17 21:13

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2016/12/16 20:57

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