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一九七〇年の漂泊(文春文庫)

一九七〇年の漂泊 みんなのレビュー

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漂泊の人

2001/11/03 00:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゴンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 はたして、自分とは何者なのか。どこから来てどこへ行こうとしているのか。この問いに答えられる者は誰もない。ともすれば気が狂いそうになるこの人生のテーマは、しかし私達の日常には存在しない。それが当たり前だと言わんばかりの顔で私達は日常生活をやり過ごすのである。
 その問いに、果敢にも自分の青春を費やした者がいる。足立倫行である。本書はその足立氏の自伝的青春ノンフィクションだ。
 六〇年代後半の学生運動華やかなりし頃、二二歳の足立氏はアリゾナ、メキシコ、ロンドン、スペインと足かけ四年にいたる漂白の旅に出る。政治闘争に揺れた日本に、映画製作のバイトにも別れを告げ、更には早稲田大学すらも中退し漂白の道を選んだのである。
 なぜそこまでするのか、と思う人もいるかもしれないが、しかしその問いは足立氏や、あるいは団塊の世代と呼ばれる人達には必要ないのである。なぜならそれがこの時代のノリだからだ。
 この時代、何もせずに過ごすことはそれだけで犯罪的だ——足立氏は本書のなかでそう言っている。なるほど若者達は敏感に時代の空気を感じ取り、真っ正面からそれと対峙していた、そんな時代だからこそ「自分とは何者か」という問いにも意識的だったのかもしれない。時代と対峙することは結局、自分と対峙することだったのである。本書を読んでふらっと旅に出たくなるのは私だけだろうか。

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2011/06/20 23:00

投稿元:ブクログ

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