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紙の本
ずっと変わらない
2018/12/19 16:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
絶望の書です。
選ぶこと、選ばれることの残酷さとそこから逃避したいと思う人々。
逃避してもたいして物事は変わらない。
そこが徹底して残酷。
紙の本
それは、病的なほど。
2002/02/24 18:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
10年も前の本なのに、今でも十分よく分かる。そして衝撃的。
お互いへの関心のなさからの話、引きこもりやオタクの話から、ダイエットの話にまで誰もが一度は感じたことある思いからコミュニケーションの不完全さを語っているす。
女性は選別されることになれていきてきた。男は今までずっとずっと選ぶ方だった。だからその重みに耐えかねて、戦うことをする場から完全に、逃げていく人がいる。女は選ばれて生きてきたのだから、最後には社会に戻っていく人もいる。お宅というのは、社会という選別される場から逃げ出した人々でもあるのだ。
痩せれれば美しくなれると信じている人がいる。だけれど女にとって「美しくなる」ことは、社会の選別の目から逃げれる唯一のことでもある。痩せる=美人が妄想だとしても、それをせずにはいられない。この社会にいていいよ、そんな言葉があればすむ時も、あるのかもしれないのに。
色んな角度から話される話は全て興味深い。私的にはとても面白かった1冊だが、その独特な視点についていけるかどうかは読み手の好みもあるかもしれない。だけれど一度ぜひ手にとって読んでみるのも、違う価値観を知る、自分が漠然と思っていたことに言葉を与えられるいい機会になるのではないだろうか。
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