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パティの宇宙日記 みんなのレビュー
- ジル・P=ウォルシュ (作), 岡本 浜江 (訳), 小野 かおる (絵)
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:文研出版
- 発行年月:1991.8
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紙の本
歴史作家がSFを書くと、、、
2005/11/30 22:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る
厳密には本作はSFではないのかもしれません。
単に他の惑星が舞台になっているだけですから、、、。
しかし、人類の文明や歴史、生きる事の意味など多くの点で
新しい視点を与えてくれる作品です。
パティは4人家族の末娘。
お父さんとジョー兄さん、セアラ姉さんと一緒に宇宙船に乗っていた。
それは大きな宇宙船で他にも多くの家族が乗っていた。
パティは小さかったのでよく覚えていないけど、地球は壊れちゃったらしい。
だから、何年もかけて他の星へ行く、というが、、、。
やがて、宇宙船は1つの惑星へ近付いていった。どんな惑星なのだろう?
空気はあるらしいけど、、、。
着陸してみると美しい星だった。
人々は惑星を「シャイン」と名付けて、新しい生活を始めたのだったが、、、。
他の星へ移住した人々が地球の記録や先端技術を失い、新しい生活を始める物語です。
物語は少女パティの視点で展開していきますが、歴史や神話文明などが
形作られる過程が想像できる物語です。
新しい未知の世界への恐怖と期待、困難を乗り越えたり、新しいことを知った時の喜び。
そのような事が文明の最初の1歩だったのかもしれません。
作者のP=ウォルシュ女史はイギリスの歴史作家ですが、
単に過去をテーマにするのではなく、歴史とは何か?
歴史という視点で物事が、どう見えるのか?などを
テーマにしているように感じます。
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