聖徳太子「未来記」の秘予言 １９９６年世界の大乱、２０００年の超変革、２０１７年日本は みんなのレビュー

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投稿者：神楽坂　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ピラミッド予言というのがある。クフ王の大ピラミッドの内部構造には、未来の事件がその年代とともに刻み込まれているというわけだ。無論、それはトンデモ本による解釈に過ぎず、公式に認められたものではない。そんな予言を秘めた建造物が、日本にもあったというから驚きだ。それは、現存する世界最古の木造建築・法隆寺である。特に、五重の塔には、釈迦の死後から２５００年間に及ぶ予言が隠されているという。さらに驚かされるのは、すべての予言を聖徳太子が行い、密かに寺に託したことである。
　ミステリアスな聖徳太子の人物像はなじみ深いが、彼に関する記録はほとんど残っておらず、ノストラダムスの大予言等と比べると、著者の想像（創作？）による部分が大きい。五島勉にかかると、どんな予言もほとんど同じ結論にたどり着いてしまう。