投稿元:
レビューを見る
いち早く、自然と共に暮らし、ロハスな生活というものを実践していたのがこの人。都会暮らしの人間でも応用できる知恵もあり、楽しく読める。
投稿元:
レビューを見る
この本を読むきっかけとなった「植物図鑑」とかぶるシーンが満載で、有川さん、めっちゃ使ってるなー!と思ってしまった。実際に野草つみするのはなかなか難しいけど、料理の工夫をしている姿は勉強になった。これを読んでジャムを作ってみたりして、作ろうと思えば作れるものだな!と思えたのは楽しかった。
投稿元:
レビューを見る
いいものにぶつかったら頑張れ。畑正憲先生が自然の中で生きる知恵である。自然は移ろいやすく、最高のときは、あっという間に過ぎてしまう。
大量のインスタント食品を持ちながらの現代の登山隊は、畑正憲先生に学ぶべきであろう。
人間としての基本的な作業、自然のなかでの具体的な生活、これをとうしてひとか学ぶべき子は多い。
町ごと作り替えるという話題のなかで、共同で牛やニワトリを飼ったらと書いておられた。畑正憲らしくて非常に面白い。むかしの田舎は、そうだったのだが。考えさせられる。
投稿元:
レビューを見る
野草や釣りは知識としてはあったが、それをこんなにも楽しんでやっていることに凄くワクワクした。祖母と木苺のジャム作り、つくしとり、色々思い出した。
「おれ、いつも言うように、外国じゃ、釣りをする気にはなれないんだ」
「皆で食べられないからでしょう」
「そうなんだ。獲物を、家族と一緒に食べるのがいいんだからね。それと同じで、山歩きをしてて、これひょっとすると美味しいんじゃないかと採取するよね、もし、独りだったら採らないんじゃないかな」
「言いたことわかる...。料理も結局は思いやりだもの」
「きざに言うなら、愛–」
「ふふふ、ですから、人間関係がしっくりしていない家の料理は、どこか寒々しくて、美味しく無い...」
「そうなんだよ、お互いが好きだったら、この次はこんなものを食べさせようと新しい工夫が生まれるんだよ。文化はそのようなものだと思う。(略)人を愛するという具体的な行動の中で、食べる部分での行動ができていない訳だものね、」