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日本史の専門家ではないので、本書の真偽は判断できません。
地元の人物なので、どんな情報でも面白く読むことができます。

一つの説に決め付けるのではなく、複数の説を紹介してくださっていれば、後は自分で調べればよいのですから。
文献一覧はついていませんが、参考書籍名はその都度出てきていますので、図書館で調べるときに役立ちます。

草履取りの逸話も、文献にある事項と、その後の創作だろうと思われるという記述がある。
創作かどうかは、厳密には確かめたかどうかがわからないが、そこまで書いてあると読物ではなく専門書になってしまうので、このあたりが落としどころなのだろうと思いました。