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ボロボロ泣きました。主人公の両親とのお別れのシーンが、あまりにも切ない。本を読んでこんなに感動したのは初めてです!!
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一夏の物語。何十年も前に亡くなったはずの父にそっくりな人が現れる。そんな幻想的な体験と嘘のような本気??の愛が見所です。一気に読んじゃいました。ラストは一瞬凍り付きました。父母と息子の純粋な親子愛に涙しちゃいました。
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この小説を説明すると、どんなジャンルになるんだろう? ミステリーでもあり、ホラーでもある。家族や恋人との人間ドラマでもあり、SFとも言えなくも無い。読者が読み終わったときに感じたものが、きっとそのジャンルになるんだろう。
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妹の本棚にあったのを拝借。
家族のあたたかさ・日常と非日常の境界線がふっとなくなる怖さを描いている。
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あー。なんか古い本。
小さい頃両親を事故で亡くして、あるときその年のままの両親に出会う。でも会うたびにやつれていって・・・それは霊だったんだよね。上手く別れられたんだけど、でもまだやつれて・・それは同じアパートに住む女と付き合いだすんだけど、その女も自殺した霊なんだ。
なんだかちょっとそういう系は信じない私は小学校の頃の怖い花子サンレベルの本だった気がしてがっかりー。
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山田太一初挑戦。
昔映画を見たので何となく記憶にあるが、読んでみた。
短いのでさくっと読めました。
何だか懐かしい感じがいいですね。ジーンときますね。
これから山田太一さんの作品を色々読んでみよう。
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大人になっても亡き親を求める姿は子どもそのものだった。華やかなものの裏に潜む孤独・地味さがリアルだった。
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割と分かりやすい内容だと思います。
夢と現実を綺麗に書き分けられている感じがします。
山田太一さんの作品は、これが最初の出会いでした。
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何気ないセリフに哀しさがある。可笑しさがある。
「岸辺のアルバム」もそうだったけど、
山田太一さんの本は、セリフがいいと思う。
奇麗事も深遠さもない。
普通の人間がしゃべっている感じがして、
リアリティがある。
読みやすかったです。
(2009年 3月 15冊目)
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主人公が、死んだ両親と邂逅するストーリー。
ノスタルジックな風景や、死んだ時のまま若い両親と、両親よりも年上になってしまった主人公とのやりとりが魅力的で切ないです。
ラスト近辺の、すき焼き屋のシーンが特にお気に入り!
映画版の鶴太郎演じる父親も、いいお父さんぶりでした。
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先日、この小説が映画化されたDVDを借りて観たので、小説も読みたくなりブックオフにて購入。
主人公のシナリオライターは風間杜夫、恋人役は名取裕子。
なかなか小説のイメージそのままでよかったなあ。
若くして親を亡くした方には、かなりジーンとくる内容だと思う。
父親役の片岡鶴太郎がハマリ役でした。
・・・最後の大どんでん返しは、やはり蛇足だったかな。
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死んだはずの両親と同じマンションの3階に住む女性。
彼らとの関係は、現実のそれよりも深く生々しかった。
人と人が本音で向き合えば、寿命は縮むのかもしれない。
現代人の長生きは建前が支えているのではないだろうか。
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朱川作品を読んで無性に読みたくなり手に取る。
バブル全盛の頃のお話である。妻と離婚し、友人に裏切られ、時代に背を向け、一人鬱然と厭世的になる男。少年時代に両親を亡くした男が切に願うものは何か?異人達との邂逅-それは幻覚と呼ぶにはあまりに懐かしく甘い…、真夏の夜の夢。
不惑を超えた息子を心配して異人となって現れた両親と、息子とまともに対峙出来ない己自身との対比は見事。親子とは何か?孤独とは何か?-と考えさせられる。
読ませる、泣かせる、しかも怖い、三拍子揃ったノスタルジック・ホラーの源流とも云うべき名作である。
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山田太一が第一回山本周五郎賞を受賞した作品。
あっさりとした文章で、読み進めるのは易しい。展開もドラマティックで、最後までしっかりと読ませてくれるが、個人的には、小説として読むには物足りない感じが否めなかった。情景描写に厚みがあれば、人物の心理描写にも濃密さが増し、読み応えも十分になるのではないかと思った。
原田英雄の両親との邂逅や別れについては、読んでいて引き込まれてしまうことが悔しいが、普遍的な親の愛情は、誰をも感傷的にさせてくれる展開だと感じた。とにもかくにもこの作品の肝。
著者が脚本家だからかは分からないが、小説で読むよりは映像で見たいと思う作品。
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映画を先に観たのか、原作を先に読んだのかも、忘れてしまっている。両方よかった記憶がある。亡くなった父と母が若い姿で現れる。スキヤキを食べるシーンがいいねえ、鶴太郎さん、いい味です。