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三島由紀夫レター教室(ちくま文庫)

三島由紀夫レター教室 みんなのレビュー

文庫

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みんなのレビュー213件

みんなの評価4.1

評価内訳

213 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

とても面白かったです!

2016/03/27 09:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:minimini - この投稿者のレビュー一覧を見る

5人の手紙のやり取りだけで構成されるドラマ。
ワクワクドキドキ!と言うわけでもないのにどんどん読み進めてしまいました。
「仮面の告白」の後の「レター教室」だったので三島由紀夫のイメージがわからなくなりました。
他の作品も読んでみなきゃ!

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紙の本

ラブレターや脅迫状の書き方ご存知ですか?

2001/02/28 15:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポンさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この小説は、三島由紀夫が本当に書いたんだろうか?と首をかしげるほど、異色の作品である。実際、この作品は、女性週刊誌に連載されていたというから、三島の他の作品とは明らかに一線を画している。登場人物は、20歳から45歳までの5人の男女。彼らの間で交わされる手紙を通じて、三島由紀夫は人の心をゆすぶる手紙の書き方を読者に伝授する。その内容は様々。恋の告白、借金の催促、脅迫状などなど、人生で遭遇する問題に真っ向から、分かりやすい文体でユーモアを交えて実践的な解決法を提示してくれている。

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紙の本

気軽に読み返せる名作

2001/03/13 22:30

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新潮文庫の棚を見ながら、いつかは読んでみたいと思いつつ、なんだかめんどくさそうで素通りしてしまうのが、谷崎、川端、太宰、そして三島といったメンバーだ。
 いまだに純文学は苦手だけれど、私にとって唯一の例外が本書だ。が、しかし、これを純文学小説といっていいものなのかどうか……。
 全文が手紙形式。主要登場人物5人の手紙のやりとりがそのまま掲載されている。そのタイトルがすごい。
 「肉体的な愛の申し込み」だの「同性への愛の告白」だの「心中を誘う手紙」だの「真相をあばく探偵の手紙」だの「すべてをあきらめた女の手紙」だの、もう、なんでもかんでも手紙でやってしまう。
 手紙には、ケータイにない長所がある。それは何度でも好きなだけ読み返せるということ。秘密の手紙をこっそりのぞき見するような奇妙な快感にひたれる本書は、知ってる人だけの隠れたお楽しみ本だ。 

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紙の本

いま三島が生きていたら、ちょっと毒のあるメイル教室とか書くのかもしれない。

2011/08/04 18:36

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

三島由紀夫がある作家に宛てた手紙があまりにおもしろかったので、
我が家の本棚で熟成していた本書を取り出してみた。
おもわず吹き出してしまうところが何か所もあった。

本書は書簡文で書かれた小説である。
45歳の氷ママ子を筆頭に、濃いキャラクターたちが
手紙でそれぞれの個性を表現していく。
そして、それぞれが言いたいことを言っているだけではなく
きちんとストーリーも進められていく。
ストーリー自体は奇をてらったものではない。
言ってしまえば、五人が繰り広げる男女の痴話ばなしである。
誰かが誰かを好きになり、打ち明けたり、策略をめぐらせたり、
裏切ったり、けんかしたり・・・といった具合。
三島の筆は細部をおろそかにすることをしない。
ある状況における人間の心理(年齢や性別で大きく異なる)が
たくみに描かれていて、興味深いというか、おかしい。

スピードがもてはやされる現代では、
手紙なんてまだるっこしくて・・・と敬遠されがちだが、
この小説ではそういった手紙のまだるっこしさが効果的に使われる。
不便だと思われるような点が美点にさえ見えてくるのだ。
たとえば、書く側と受けとる側の時間のずれは、
おたがいの気持ちに時間という空白をもうけ、ゆとりを生む。
郵便屋さんがポストへしずかに落とす配達方法は、
ほかの手段と違って相手の手間をかけず、邪魔をすることもない。
奥ゆかしすぎてその存在に気付かれることなく終わる場合もあるが、
肉筆の手紙には、内容以外にも伝わることがいっぱいあったりする。

巻末の『作者から読者への手紙』で、
三島は手紙を書くときの注意点を抽出しているが、
小説の中の状況や人物描写のなかに、(手紙の書きかたとは別に)
なるほどとうなづかせられる表現がいくつかある。
自分に言い聞かせたくなるような、心で暗誦したくなるような文章も存在する。
それはどちらかというと、生き方のお手本的なものではなく、
こういったことには気をつけろという、ちょっと意地悪な警句に近いものである。
この乾いたニヒルさがとても魅力的で、
また三島のエンターティンメント系の小説に手を伸ばしたくなる。

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紙の本

小説の楽しみ方指南

2011/12/08 22:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もっとも日常的に書く文章。現在はメールだが、かつては手紙だったのかもしれない。本書はそんな手紙のやり取りを綴った小説である。

 主要登場人物は5人。
 氷ママ子、45歳。自宅で英語塾を開いている。
 山トビ夫、45歳。服飾デザイナー。
 空ミツ子、20歳。かつてママ子の英語塾に通っていたOL。
 炎タケル、23歳。芝居の演出を勉強中。
 丸トラ一、25歳。ミツ子の従兄で、大学を3年留年中。

 5人を主体とした手紙のやりとりは様々な主題からなる。ラブレターや出産の通知、結婚の申し込みに結婚のお知らせ、中傷、見舞い状、借金の申し込み、などなど。様々な主題の手紙が登場人物の人となりを示しながら展開し、やがて物語の方向性を示していく。

 当初、ママ子とトビ夫は“大人”として余裕を見せた手紙を書いていた。ママ子のタケルやミツ子への態度、トビ夫のミツ子への態度には相手をやや下に置いたような印象がある。ミツ子に肉体関係を手紙で迫るトビ夫のやり方は、その最たるものと言えよう。そんな中、当然の成り行きのように若いミツ子とタケルは魅かれあい、やがて妊娠、結婚という運びになる。その状況を知らされたママ子は自身がタケルに心を奪われていたことに気づく。そして、乱れた心のまま突っ走る。その様子にトビ夫も自身のママ子への思いを悟る。“大人”たちが右往左往する様を尻目に若い二人は責任ある“大人”への道を着実に歩み始めていた。

 本書の最大の特徴は手紙のやり取りだけで物語を構成しているところであろう。しかし、本書の魅力は限られた5人の人物像が明確で、特に年齢との対比が見事なところなのかもしれない。年齢構成を明確に示しており、さらに年齢にそくした人物描写が的確なため、各世代で異なる読後感を与えてくれるはずだ。20代にはミツ子やタケルに、40代にはママ子やトビ夫に感情移入しがちであろう。このことは繰り返しの読書の面白さを実感させてもくれる。20代の頃には理解しがたかったママ子やトビ夫の言動も、40代になってみると「さもありなん」といったことなのかもしれない。

 小説は1回読んで終わるという娯楽ではない。読者の年齢や経験値に応じて異なる楽しみ方が可能なコンテンツなのである。本書は手紙という媒体を用いた娯楽小説でありながら、小説の本質を分かりやすく伝えてくれているのかもしれない。自分にあてられた手紙を読み返すように、繰り返し読むことをお薦めしたい。そのたびに異なる読後感が味わえるはずだ。

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2004/10/01 00:22

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2005/10/17 22:47

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2004/10/09 19:00

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2004/12/01 11:18

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2004/10/03 06:41

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2004/10/27 15:56

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2004/10/28 22:12

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2004/11/11 12:37

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2005/09/24 19:40

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2005/02/02 01:19

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