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最後の結末には驚かされました 。
ただ御手洗のキャラ設定というか、あんまり他人に干渉しないかとおもってたのに、最後しかもほとんど関わってない事件をあっさり解き過ぎに感じた。
でも、こんなことを思いつくのはすごいとおもったので、4つ☆
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すごく引き込まれるというか、騙されるというか。ミステリとしてはよく出来た作品だなあと思いました。(上から目線だな!)
ただ、こんな計画を実行するような人物を作り出した、島田荘司は、なんて悪魔的なひとなのだろう・・・
あと御手洗氏が榎木津様とかぶってしまうのは、私が榎木津信者だからだろうか。
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再読。悲しい事件でしたが、御手洗と石岡の友情モノですよなー。再読では、初めて真相が明かされた時のあの「なんとぉ!」という感激は感じられませんでしたが、話の大筋をすっかり忘れていたので、ストーリー展開にグイグイ引き込まれました。
この作品がすごく好き!と言われる人がいるのも判ります。(私としては、それほど自分のストライクゾーンの作品ではないので、評価は★3つ)
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<ネタバレ有り>
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御手洗がいい男すぎて泣いた。
前々からこの本が御手洗と石岡君の出会い編だというのを知っていたので、俺=石岡君というのは早々から感づいていました。その点はしまったなと、何も知らずに読みたかった。自業自得なのですが残念です。
殺人が起きて探偵が犯人を推理するというミステリーによくある形じゃないのがまた新鮮でした。
御手洗の部屋で一緒にビートルズの歌を口ずさむシーンがすごくよかった。
御手洗の幼少時代の愛すべき(悲しい)エピソードもあり、御手洗シリーズを読むなら必ず読んでおくべき本だと思います(何作か読んだ後に読むべし!)
それにしても良子の「おトイレさん」がじわじわくる…
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もしかしてと思ったらやっぱり彼でしたか。こんな切ない過去があったんですね。終盤で根底から覆される展開は非常に面白かったです。
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石岡君だと分かったところで、にやり。これに免じて4つ星。作者ならではの大トリックの炸裂がなく、オーソドックスで物足りないが、デビュー前の作品ならばしょうがないか。悲しい話ではあるが。
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島田作品は2作目だが、抱いてたイメージと違った。初めて読んだ「占星術殺人事件」では、文章が粘着質でくどい!と感じていたんだが、本書はライトノベルを読んでるような軽快な文章だった。もちろん、読んでて苦痛を感じるようなクドさも無い。同じ人間が書いたのか?って思いたくなるほど印象が違った。「占星術~」に連なる御手洗シリーズだが、本書はラブストーリーの要素も加わり、飽きさせない展開・構成となっている。
疑問点は、血まみれのメロンだか何だかを鏡に見て、鏡を見れなくなるんだが、実際にそんな事があるんだろうか。薬の影響でそのように見えたのだが、それ以来、数ヶ月も鏡を見ないで生活できるかなぁ。
そもそも記憶喪失なんてのは、症例を見ても、自分の名前や過去はもちろん、言葉や文字をさえも記憶から消えてしまう事が多々あり、映画やドラマのように「都合よく」自分の過去だけ消えるなんて事の方が珍しいのだ。それなのに、本書では電車に乗ったり(記憶喪失では電車に乗る方法さえも忘れる)、手紙の代筆したり・・・。
このあたりは、自分的には減点要素だな。
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再読。ああやっぱり素晴らしいなぁと思う。話の 粗筋は忘れていても、御手洗がバイク(鉄馬)で現れるあのシーンの衝撃は忘れられない。やはり文章が尋常じゃないくらい上手いなぁ。良い島田と悪い島田、こんなに差があるのはなんでなんだろうか…。改訂版も手元にあるので、記憶のあるうちに読み比べなくては。
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推理小説というよりミステリー小説という感じがした。
話の展開がめまぐるしく面白い。
シリーズの主人公の御手洗が脇役のポジションで描かれていて彼の特徴が嫌味なく表現されている。
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又吉さんの本でおすすめとあったので、古本屋で購入。
毎日寝る前に読んでいたが、内容的に途中で読むのがつらくなり、本を閉じて考え込んでいるうちに寝る…というのを5日程繰り返して読み切った。いつもはなるべく途切れずに読むのが好きなのだが、この本に関して言うとこの読み方が正解だったように思う。
自分の中で熟成させればさせるほど、御手洗さんの謎解きの声が身体に響く。
へなへなと力が抜けた。全てを知ったあと、突っ伏した枕のやわらかさが印象に残っている。
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※御手洗シリーズを読んだことのない方へ
他の御手洗シリーズに触れてから、読んでください。
この作品だけは、最初に読んで欲しくないのです。
占星術もしくは短編集(御手洗潔の挨拶 等)1冊読み終えてから、読むことを
強く
強く
おすすめします。
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”記憶障害”者の事件。
前半は記憶を失くした男の自分を手探りで探す淡々とした内容。しかし物語途中の日記から事件は驚愕の方向へ。
主人公とヒロインとのあまりにも切な過ぎる結末。
さらには主人公の思いもよらない名前。
御手洗シリーズでは必読の一冊です。
トリックはなかなかに出来過ぎた感は否めません。個人的には最後の主人公の名前に一番衝撃を受けました・・・。
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なぜ、先に他の御手洗シリーズを読んだ方が良いのか、わからずに読み始めた。
あまりの面白さに一気に読了。
そして、その名前にビックリ・・・・・・・・・・・・。
こういう事ね。先に「占星術・・」「挨拶・・」を読んでいたので納得。
御手洗・・・・うぅん・・・アンタ格好いい。
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ずっと昔に「占星術殺人事件」を読んで衝撃を受けた。その御手洗潔の最初の事件、つまり島田荘司の処女作だそうだ。これが初めての小説だなんてびっくり!物語が意外な方向に行って、意外な結末。面白かった!
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又吉さんの本でおすすめとあったので、古本屋で購入。
毎日寝る前に読んでいたけど、内容的に途中で読むのがつらくなり、本を閉じて考え込んでいるうちに寝る...というのを5日間ほど繰り返して読み切った。
いつもはなるべく途切れずに読むのが好きなのですが、この本に関して言うとこの読み方が正解だったように思います。
自分のなかで熟成させればさせるほど、御手洗さんの謎解きの声が身体に響く。
へなへなと力が抜けた。全てを知ったあと、突っ伏した枕の柔らかさ。