サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

裏切られた革命 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

内心は分かっているのだろうが

2022/02/28 01:28

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

トロツキーなりにスターリン主義体制を分析して批判しているが、書名は有名な割に意外と深みがない。結局は彼自身が体制を生み出してしまったのだから、スターリンと彼の側近達、党官僚達による失政だと主張するしかないのだろう。
 ソ連邦元帥の襟と袖口に大きな星の階級章を制定した事を揶揄しているが、そういう彼自身が赤軍の軍装に赤旗勲章を佩用していたではないか。
 付録に1918年に入党した「右翼反対派」で亡命した人が反共的な新聞に寄稿したトロツキストについての記事を紹介している。古参党員なのに党に幻滅してソ連から亡命出来たものだ。「ロシア革命史」では入手出来る限り、ソ連で出版されたものであれ、亡命者が書いたものであれ使っているのに、同時期のソ連を描くのに使える史料となると、ごくたまにいる亡命者が書いた手記を除くと、ソ連で発行された公式出版物、外国のスターリン主義者やソ連崇拝者が書いたものに限られてしまうのだろうか。
 少なくともトロツキーは彼なりにスターリンを告発し、スターリンの「実践」を批判していたという事実が重要だ。トロツキーの本の価値は、そこにあるのだから。
 実際は「亡命日記」でフランス警察に逮捕された時に備えて?、ツァーリ一家がレーニンの命令で銃殺された事を書いてしまったのは、ソ連に残った息子のセルゲイなどが「トロツキーの家族」として待っているであろう運命が、どこで生まれて、どこから来ているのか、内心では分かっていたのではないか。ボリシェヴィキがジャコバンを崇拝するあまり、自己陶酔して「理性の崇拝」こと自分を神格化したロベスピエールなどがマルゼルブを弁護士としてつけただけボリシェヴィキの公開裁判よりはマシな見世物裁判にかけてギロチンにかけた「ルイ・カペー」ことルイ16世と「オーストリア女」マリー・アントワネットを殉教者にしてしまった教訓を引き出せなかったのだから。ケレンスキーは理解していたのに。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/02/24 16:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/02/24 01:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/08/05 01:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/05/12 23:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/11/10 14:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/03/16 21:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

7 件中 1 件~ 7 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。