紙の本
そして、呪われた島は…
2001/09/01 10:56
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投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻で「ロードス島戦記」は完結となる。振り返ってみれば、本当に数多くのキャラクターと、壮大な物語展開、戦乱と策謀の入り乱れた、ファンタジーの大巨編であった。
主人公サイドはもちろん、敵役となるキャラクターも魅力的であった。灰色の魔女カーラ、マーモ皇帝ベルド、黒衣の将軍アシュラム、黒の導師バグナード…前回から主人公となったスパークは、バグナードからニースを取り戻すことができるのか? それはあなた自身がこの本を手にとってたしかめて欲しい。きっと、ロードスで起こった戦乱の果てに、あなたはかつて感じたことのないカタルシスをおぼえるだろう。
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カシュー王の命令に背きカノンへ向かうスパークたち「一つの扉」としてバグナードに狙われるニース。連れ去られたニース。ノービス伯に協力しアスモンを攻めるフレイム。「聖戦」を発動したヴァリス。カノンの港町ルードの解放。連合軍の侵攻。マーモでの戦い。ダークタウンでの決戦。バグナードとの死闘。倒れるギャラック。破壊の女神カーディスを復活させようとするカーラ。おのれの肉体にマーファを降臨させたニース。レイリアとカーラの戦い。ウッド・チャックの復活。終戦。ロードスの聖騎士の誕生。
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30代のおっさんになってから読んだせいだと思いますが、期待していたほど盛り上がりませんでした。ただ期待が高めだっただけでつまらなかったわけでは決してなく充分面白い出来で、常連の登場人物達が一堂に会して平和を勝ち取り、物語はいい形で締められたと思いました。あとがき等で期待させられ過ぎてしまったのかもしれません。もっと分厚くなると思っていましたし。若い時に読めばもっと純に楽しめたと思うと残念です。
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話を壮大にした分、それぞれのキャラの描写が少なくて、やや盛り上がりに欠けるのが残念。まとめるので精一杯だったんだろうな。
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ロードス島戦記完結編。
もう少し、後数冊くらい巻数を増やしていろいろな場面を掘り下げて書いて欲しかった。
ダイジェストすぎる。
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最終巻に相応しくキャラクター総登場。
物語は駆け足で進み物足りない感もより一層。
お祭り的に盛上がるがもう少し各エピソードをじっくり味わいたかった。
ちょこちょこキャラクターを間違えて書かれて部分あり、わちゃわちゃした感じが余計に滲み出ている。
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【ストーリー★★/キャラ★☆/心理★☆/情景描写☆☆/没入度★☆】シリーズ最終巻。シリーズの主要な登場人物が一気に出てきたこの巻。 終盤カーラの謎の動きもあり、さすがに面白い部分もあったが、全体的には薄く広く。 ラストはハッピーエンド?だったので(悲しい結末ではなかったので)安心しました。 ファンタジー系が好きな人には、おすすめできるかも。
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全てが解決したわけではなく、一抹の不安を残してとうとうシリーズ終焉。
最後の一行に思わず胸が熱くなった。