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この国のかたち 2 みんなのレビュー

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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (7件)
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  • 星 1 (0件)
32 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

悪意のない人たち

2011/04/11 08:04

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 東日本大震災、それに続く原発被災と、この国は今大きな危機にあります。
 しかし、それはそもそもこの国はどんな国なのか、私たちはどのような民族なのかをもう一度見つめ直す機会でもあります。戦後60余年、今こそ私たち各人がそのことを考えてみる好機ではないでしょうか。
 ただ補助線が必要です。私はそれを司馬遼太郎さんの『この国のかたち』に求め、考えていきたいと思っています。

 この『この国のかたち』の二で司馬さんは日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザヴィエルの書簡を紹介しています(「44. ザヴィエル城の息子」)。
 その中でザヴィエルは日本人のことを「親しみやすく、一般に善良で、悪意がありません」と記しています。また「知識欲はきわめて旺盛」とも書いていたそうです。
 それを受けて司馬さんはこんなことを書いています。「ザヴィエルは、日本史の青春期のころにきたといっていい」と。

 それから何世紀も経て、日本人は変わったのでしょうか。青春期はとうに過ぎているはずですが、やはり「善良」であることには変わらないような気がします。
 多分に苛苛感はあるでしょうが、どちらかといえばあまり変わっていない。今回の危機にあっても被災者たちの姿に私たちは多くのことを教えられます。
 拳をつきあげる人は少ない。罵声を吐く人も少ない。「悪意がありません」。
 私たちはそういう誇りをもってあり続けたのです。そして、おそらくこれからもそうあり続けるような気がします。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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電子書籍

旅に出る。考える。そして語る。

2024/03/31 01:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

その名を冠した史観すら巷間に
流布している、昭和を代表する
作家による、月刊文藝春秋誌上の
名物連載をまとめた書籍の
文庫版第二巻を電子書籍化
したものです。

その主たる内容は、
天領と藩領、婚姻雑話、
土佐の場合、肥後の場合、
ポンペの神社、江戸景色、
十三世紀の文章語、師承の国、
ザヴィエル城の息子、越と倭、など。

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紙の本

旅に出、考え、そして語る

2024/03/31 01:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

その名を冠した史観すら巷間に
流布している、昭和を代表する
作家による、月刊文藝春秋誌上の
名物連載をまとめて単行本に
したものの文庫版第二巻です。

その主な内容は、
天領と藩領、婚姻雑話、
土佐の場合、肥後の場合、
ポンペの神社、江戸景色、
十三世紀の文章語、師承の国、
ザヴィエル城の息子、越と倭、など。

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紙の本

日野

2017/05/08 11:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

小編随筆集。興味深いところもあるが、時代の経過がそうさせるように退屈なところもある。印象的だったのは、前島密が特定郵便局を立ち上げて郵便システムを早期に完成させたこと。その特定郵便局の始まりが名主や庄屋で富農であったが、元は土豪の武士で豊臣政権時代に農家に降格させられた連中ということだ。その名主や庄屋で、日野市あたりにああった佐藤家に興味を持った。今でも(昭和30年代だが)特定郵便局をしているという。その親戚が土方歳三がおり、姉が佐藤家に嫁いだ。土方家も日野あたりでは佐藤家に次ぐ豪農だったということも意外だった。また、日野地方一帯は北条氏の領土だったので、北条氏の家来だったのではないかと。この辺は武田家の遺臣も農家をしており、少し詳しく調べてみたい気持ちになった。

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2006/09/02 00:18

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2008/08/30 22:42

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2009/07/29 22:05

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2009/11/20 00:49

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2010/11/20 09:34

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2012/04/14 18:39

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2011/11/27 12:56

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2012/01/17 09:13

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2012/07/03 22:36

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