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「人間は何をするためにこの世にきたか?」の問いに「宇宙の進化と向上に順応するために生まれてきた」と答える天風さんは、「神との対話」(ニール・ドナルドウォルシュ)に書かれている神と宇宙と人間の関係と同じことを言ってると思う。これを理解すれば、充実の人生が待っているのかな。
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去年お世話になった伊豆の断食合宿所の本棚に、哲人・中村天風の本がありました。お名前だけは知っていたので、空腹を紛らわそうと手を伸ばし、
運命を拓く―天風瞑想録
を、読んでみたら、結構おもしろくって、帰ってから続きを読むため買ってしまいました。
インターネットで調べていたら、宇野千代さんが対談をまとめたられた下記の文章に行きあたりました。
「常に訓練的に積極化する。いまの世の中特に積極化する必要に迫られているのは四十を過ぎてからです。
いまの人は、若い中だけが訓練的に積極化するときだと思っている。
若いときに訓練的に積極化することは、その余りの余力をもって、四十を越したのちの命にも、それをアピールして行くというつもりでもって、若いうちにうんと、肉体に対する訓練を与えておくのであります。
それが四十を越して、金も出来る、地位も出来る。いままで、自分のことは自分でしなければならなかったような身分の人間でも、こんどは人を使ってからに、ぜいたくな生活が出来るようになるってえと、訓練的に積極化するどころか、非訓練的な、消極的な、生活をおこなうことになる。横のものを縦にもしやがらねぇ。
それもですよ。人間も四十を越してから、多々ますます弁ずるていに肉体の生きる力が増加してくれるならともかくとして、どんなに金があろうと身分があろうと、四十を越すと細胞の、よろしいか、老化状態というものが発生して来るんだ。
四十を一つのセクションとして老いぼれだすんですよ。この老化趨勢にブレーキをかける。これが訓練的積極化です。ちょいと駆け出す、青竹踏み、大股歩き、やろうと思えばいっくらでも積極化する方法はあるんです。 」
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久しぶりに“天風ワールド”を味わった。
自分の人生を“成幸”に導くエキスがふんだんに書かれている。
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天風会の講演をまとねたもののようであるが、それだけに筆者の熱さが時に噴出し、読み手をとまどわせる。中味は熱い。活きる勇気を与えてくれる。
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何度となく、手に入れては他人の手に渡りを繰り返して、
やっと自分の手元においておけるようになった。
弱気のとき、この本と向き合うことで
自分の中から何かを「搾り出す」起因となる書。
実線しようと思いながら、、、、その気が薄れ、
気持ちを入れなおすの繰り返し。
得るものはとてつもなく大きいのだから、
常にこの心構えで生きて生きたい。
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「心身統一法」創始家、中村天風先生の誠に有難い説教。昭和戦前戦後の人なので、今読むと言葉が古いというか、胡散臭いというか、宇宙霊とか、言葉は超怪しいし、時代なんだなあ、と思うが、底抜けに真摯で明快で快活。力強い、人生訓。「誦句を与える!」
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私は中村天風先生が大好きで、尊敬しています。
中村天風先生の代表作を一冊だけ選ぶとしたら、この「運命を拓く 天風瞑想録 」を選びます。
*この本の307ページ、付記での堀尾正樹氏の記述を紹介します。*
「天風瞑想録 」は、天風会の創始者中村天風が、夏期修練会において、ご自身の悟りを中核として宇宙・生命・人間・人生について講述されたものを、私がひとりで十五年かけて心魂を注いでまとめ上げ、昭和六十三年に発表致したものであります。
編集にあたりましては、天風師の語り口、呼吸、迫力をそのままに、人の魂に沁み込む感化力を損なうことなく表現することに注意をそそぎました。
「天風瞑想録 」は天風会員にとりましても大切な一冊でございますが、この度、内容は全面的に「天風瞑想録 」に準拠しながらも、多くの人々に読んでいただける体裁をもって出版されますことはまことに喜ばしい限りであります。
これを読む時、天風先生の人類を救わんとする熱情が行間に溢れていることを感じとることでありましょう。熟読をおすすめします。
*記述転載終了*
2012年のいまこそ読んでほしい本です!
そして、堀尾正樹氏が言われているように、熟読をおすすめします。
何度でも読み返したい内容です。
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理屈ではなく、読むと前向きな気持ちになれる本。とにかく前向き。
内容
人間は独立したものではなく、万物とつながっている、入れ物のような物。
入れ物の形、すなわち心の持ちようで世界は成り立って行く。
不安や恐怖にかられるとそれを無意識に具現化してしまうので、心を強くして、とらわれないようにする修練が必要。
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友人の勧めで手に取ってみた一冊。一部で「なるほど」と思う箇所はあるものの、著名な宗教書や哲学書の改竄・捏造や、初歩的な引用文献の間違いといったことが、多々見られるのは、まことにいただけない。
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私としては2冊目になる天風先生関連の本。
天風先生が、ご自身のエピソードを交えながら、繰り返し説く、人間として幸福に"活きる"ための心構えは、その理念の高さに感嘆させられます。
そして、各章ごとに誦句(しょうく)として、内容をおさらいし、心に留めやすくする文が綴られていて、教えを実行しようとする人の手助けになってくれています。
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最近自己啓発本をよく読んでいるが、重なる部分が多い。
なりたいなぁと思うのではなく、なっている姿を想像しなさい。
なんてまさに、ナポレオンヒルも言っていたこと。
ポジティブに物事を捉え、生きなさいということに尽きる。
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自己啓発本であるが、目新しさはないし、やっぱ時代遅れは否めない。でもこの手の本にも流行りってあるのかな?と発見あり。
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本を読んだだけで悟れる訳ではもちろんないけど、一言でいうと心の持ちよう。いかなる時も感謝と歓喜の感情を持たせるように心がけ、心を清く、尊く、強く、正しく持てば運命は必ず拓かれるということ。心の持ちようで左右されることは多いから、常に向上心を持ち、感謝の心、歓喜の心を持つことを心掛けよということだと理解した。もう少し何度か読まないと表面的では意味が無いことだけはよくわかった。でも、まずは気持ちを強く持ちたい。
・人間として完全な 活き方をするには、本当に心を積極的にしなければいけない。いかなる場合にも、心を清く、尊く、強く、正しく持たねばならない。
・心というものは、霊魂という気の働きを行なうための存在であり、心が思ったり考えたりすることによって霊魂の活動が表現される。そして心の行なう思考は、すべて個人の命の原動力となっている霊魂を通じて、その霊の本源たる〝宇宙霊〟に通じている。しかもこの〝宇宙霊〟は一切の万物を創造するエネルギーの本源である。この絶対関係を真剣に考えると、思考は人生を創る、ということに断然結論される。
・自分の思慮が足りないか、あるいは力が足らないかの理由で運命が開けないことを、いわゆるどうすることも出来ない運命だと決めてしまうのは軽率極まりない話である。運命には二種類あることを知らないのだ。すなわち天命と宿命というものがある。
・宿命統制にもう一つ必要なことがある。それは常に、心の中に感謝と歓喜の感情を、もたせるよう心がけることである。・・・平素出来るだけ何事に対しても、感謝と歓喜の感情をより多くもてば、宇宙霊の与えたまう最高のものを受けることが出来るのである。
・感情というものは、その種類が、いかなるものであろうと、我々の肉体や、人格に影響せずにはいられないように出来ているのである。だから、常に感謝と歓喜という積極的な感情を持っていれば、肉体や人格に積極的な、非常に大きな、良い影響を与えるけれども、反対に、怒ったり、怖れたり、悲しんだりする、消極的な感情や情念は、実に悪い影響を持ってくる
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人間塾読書会 2019年9月課題図書として。
■キーワード
積極的感情=感謝と歓喜
欲するもの→鋳型=心
宇宙霊
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約30年前、単身赴任を始めたばかりの頃に読みました。
仕事上最も困難な時期、それを乗り切る力を貰った1冊。マーカーだらけで経年の独特な匂いのする大事な本です。