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陽転思考 ほんとうの自分と出会うために みんなのレビュー
- 小田 全宏 (著)
- 税込価格:1,645円(14pt)
- 出版社:日本コンサルタントグループ
- 発行年月:1994.11
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紙の本
必然と最善のあいだ
2009/05/02 22:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン エトセトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「今の時点からはるか以前までゆっくり遡って自分の過去を検証してみてください。現在、自分がこのような仕事をしていることは、それなりの必然があったことがわかるはずです。」と本書にある。
あたりまえだのクラッカーとも言えるが、改めて考え直すと、「必然」という言葉にどうも引っかかる。
それは、「そうなるべくして」なのか、「そうならざるをなくて」なのか、はたまた「いたしかたなくて」なのか。
そこに意思はあったのか、なかったのか。いずれにしても、今の状態であることに代わりは無い。ならば、それを最善と思おうと言うのが陽転思考。
プラス思考が将来の結果に対する明るい考え方であるのに対し、今の結果に対する受け止め方を考えるところが違うと著者は言うが、どちらでも良い。
選択肢はいくつかあるのだが、それを選んだのであって、それ以外は選ばなかったという事実を前向きにとらえることだろうと理解した。
「それ以外を選択する瞬間はなかった」と言うことが、必然=最善であると。
象徴的なのが「習慣は法律よりも頼りになる」と紹介されている部分。
三日坊主くらいの軽い気持ちで習慣作りを薦めていて、習慣になるかどうかは、必然の選択が行われるとしているところだ。
習慣にならないものは、それまでのこと。きっとそれは最善ではなかったのだ。
ならば今から先も、やはり「必然」なのであろうか。
陽転思考、実に言いえて妙だ。
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