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紙の本
近未来(?)NY警察もの
2001/07/31 14:40
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投稿者:miho_tokeshi - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者初期のシリーズもの、ハード・ラック。
面倒見が良い(ヘタしたらおせっかい)・渋い魅力を振り撒くベテラン刑事エドワードと、めちゃくちゃな行動で周囲を恐怖に陥れる顔だけカワイイ新米刑事タクヤ。明るくドタバタな二人の捕り物帳かと思わせて、実は互いが持つ未だ痛む古傷、記憶が、ストーリーの奥深くに絡んでゆくという…。菅野作品の王道・メインテーマともいえる内容でしょう。
どこか痛みを伴うストーリーが、彼女の作品には多い気がします。その痛みを忘れたり捨てたりは決してせずに、キャラクター達は前を見て進み続ける。そんな強さを持った文章だなぁ、と思う。
とにかく、このシリーズは2人の夫婦漫才(?)ぶりがどうにも楽しいので、笑いながらもサクサク読めます。軽くはなく、重みを持つ、素晴らしい作品です。おすすめ。
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