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夏休みちょっと読書がしたくなって、なんとなく賢治に戻ろうと思って思い出したのが、水仙月の四日でした。
昔からうちにある絵本の1つで、伊勢さんの絵がとても綺麗なのをプリンさんが気に入ってとってたのだと思います。
読み直してみると、その時知らなかった賢治のこむつかしい表現や土臭い優しさが、じんわりにじみ出てきて、でもこの話は賢治らしくないホッとする終わり方です。
雪童子が優しく毛布の男の子をくり返し倒すところがとても印象的でした。
夏に真冬の東北の話はちょっと季節はずれだけど、賢治の飾り用がない純朴な文字がすごく心地よくさせてくれます。
あたし個人では賢治の作品でトップ3に入れちゃう童話です。
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雪深い東北に住んでいた、宮沢賢治ならではの作品だと思う。
雪の美しさと怖さと優しさが
描かれている作品。
絵を描いた伊勢英子は、この作品にために
岩手山の麓から吹雪の八甲田までを取材したらしいけど
その取材が生かされ、素晴らしい絵となっていた。
この絵がなければ、この作品をここまで
味わうことはできなかっただろうと思う。
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宮澤賢治のお話はいろいろな絵本に描かれていますが、これは伊勢英子さんの作画。お話しのイメージと伊勢さんの描く幻想的な絵がよい雰囲気です。
赤い毛布(ケット)をまとった子供と、透き通るような白い毛皮の雪童子のコントラストがとてもきれい。
キラキラ、パリンとした冷たい雪や氷の結晶、激しい吹雪で覆われた視界、吹雪がおさまった後の桔梗色の空に星がきらり。
何度も読んだはずの賢治のお話しが、新しいイメージとして残りました。それでもなお、賢治の尽きせぬやさしさ、あたたかな思いは変わらず。
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BT用。
黒井健さんの絵のとどっちにしようか悩む。
こちらの絵の方が好きだけど、あちらの方がくっきり分かりやすいかなあ。うーむ。
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◆きっかけ
『七つめの絵の具』でいせひでこさんがこの絵本のための取材旅の話を綴っていて、どんな絵本なのか興味を持ったので。2016/8/1
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『雲を紡ぐ』にあり、気になり読んだ。
黒井健さんの絵とはちがう。
宮沢賢治の良さはまだわからない…
創造の生物がでてきて、最後は父に助けられる。
水仙がちょうど咲き始めていて、お話を思い出した。それでいいのだろうか…うーん、星つけられない…
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雪童子がやさしくて、雪婆んごの言うことを聞かないで、子どもを守ったのがかっこよかった。自分のあげたヤドリギの枝を持っていたからかな。
でも、一番好きなのは、雪狼。いろんなことが終わって、座っているシーンが特にかわいい。
絵がきれい。雪婆んごがすごくおっかなくて、一番印象に残っている。
ぼくもカリメラが食べたくなった。気になる。(小4)
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今日は天気予報で雪が振ると言っている。
そんな日になんだかピッタリの絵本。
一面の雪原、吹雪、雪の結晶、伊勢英子さんの絵がいい。