紙の本
少年と小冒険
2002/06/10 00:13
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投稿者:カズイ・ヤナギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長野作品では個人的にこういうのが一番好きです。
小道具としての鉱石とか星(星座)の名前とか。
食べ物が美味しそうだしね(笑)。
性格の違う二人の少年と夜の冒険。
小さな冒険としての不思議な異世界旅行。
力を抜いて夜あったかいココアなどのみながら読むのに向いていると思う。
でもこの作品にはかなり現実的で辛らつなメッセージが入れられています。
そしてその意味を考えるのも必要だと思います。
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装画:長瀬典子
装丁:泉沢光雄
“突然、ぼくたちの眼の前で、海面がせり上がり、檸檬色の潜水艇が現れた。”(裏表紙解説より)
テグジュペリの「夜間飛行」のタイトルを冠する、長野流の「銀河鉄道の夜」。
ジョヴァンニとカンパネルラの代わりに、プラチナとミシエルが活躍します。
滅多に無いことに、政治的な抽象がほんのり。
(文庫版)
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今はマイナーな予感のする本書。すごく可愛いお話です。ちょっと内向的な主人公と俺様っぽい親友という組み合わせの旨みを覚えた本。
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幻想的!ファンタジー!二人の男の子が夏休みに飛行船で旅に出るお話。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」みたい。文字の繋がりが映像に近くて、素敵小道具が多いからその世界にわくわく。
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旅行には欠かせない本。結局6ヶ国をともに旅してます。
実家に帰るときも読みながら帰っては、また持ってくる。電車に乗りたくなる本。
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最後の鐘は、カン・パニア。
長野ワールドの少年世界。サンテグジュペリの同名小説と共に思い出すのは、やっぱり「銀河鉄道の夜」。
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言葉の美しさにただただ惹き込まれた。
読み込むうちに、少年たちの小さな遊覧旅行に同行しているような気分になれる。
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プラチナ・ミシエルの二人の少年が織り成す幻想的なファンタジー。遊覧飛行に出かけた少年二人に、様々な不思議な体験、光景が降り注ぎます。さもその場に自分がいるかのような、そんな錯覚を覚える、想像力を掻き立てられる作品。
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プラチナとミシエルの仲間になりたい!でもやっぱり憧れるしかないんだよね。ああ良いな、夜間飛行私もしてみたい。きっと、二人のようにはならないのだろうけど。
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わたしは、この方の書かれる冬の世界がとても大好きだと思っていたのですが、この1冊に関しては全く違い、
夜に浮かぶ檸檬色の淡くてきらびやかな世界がとてもとてもお気に入りです。ポーリィの歌の軽快なリズムを挟みつつくるくると変わる場面展開も、好き。
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個人的に好きなキャラはプラチナ
ミシエルの飲んでいるものは口には合いそうにないけれど、食べ物は美味しそう
ローリィポーリィを演じるブロじいさんは凄い
ハナシ自体は深くて好き
久々に読んだ長野作品で楽しかった
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プラチナとミシエルはハルシオン旅行社の遊覧飛行に出かけ、不思議な老紳士と鸚鵡、セールスマンに出会い、色とりどりの不思議な旅を体験することになる。
****
色彩表現豊かで、登場するお菓子や食べ物はキュート!の一言。ポップで幸福感に満ちた作品。絵を描きたくなるような世界観。
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長野まゆみの童話。きらきらしててすっごくかわいいファンタジーです。イメージに身を任せて夏の夜に漂うように読みたい本。
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もう何度も読んでいるのだけど。
旅行に何冊か持って行った中の一つ。旅のおともにぴったりくるような気がしたので。(タイトル的にも)
最近の長野作品もいいけど、最初の頃のこうした作品も、また書いてもらいたいものです。
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謎は謎としてそういうものだと受けとめてみるのもいいものだと思った。
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