紙の本
友達って…
2005/02/22 12:51
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投稿者:江川あおい - この投稿者のレビュー一覧を見る
牛がおいしい牧草を誰かにごちそうしたい、と思い、かけすに頼んでたくさんの「お友達」に来てもらうが、ご馳走の時間になると、牧草が嫌いな「お友達」は帰ってしまう。牛は悲しがるが、牧草の好きな友達と幸せに食事する。自分の好きなものを他人も好きとは限らない、ということでしょうね。
紙の本
しっとりとした良い話なんだけどね。子どもには刺激が少ないのかな。
2005/01/10 19:31
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投稿者:Yumikoit - この投稿者のレビュー一覧を見る
モーモー牧場に住んでいる牛さんは、牧場のおいしい草を他のヒトにも食べさせてあげたいわ、とつぶやく。それを聞きつけたカケスが、「じゃあお客様を呼ぶといいわ。私が呼んできてあげる!」と飛び立つ。
でも意地悪カケスが呼んできたのは、馬、ヤギ、豚、子羊の他、なんと犬や猫やガチョウ、雄鶏、雌鳥、ネズミまで!
ご馳走の時間になって牛が草を勧めると、案の定お客様は次々と帰ってしまう。カケスがそれをみて「ほ〜らね。やっぱりみんなすぐに帰っちゃうでしょ」と笑う。
でも、馬やヤギ、子羊さんたちは気持ちよくズ〜〜〜っと、モーモーまきばのおきゃくさまになって、お友達にご馳走できた牛さんは本当に幸せでした…
価値観の違いとか、そういう難しいことは子猫どもには判らないだろうけど、私は割りと好きな作品。
ただ、買ったのはずいぶん前なのに、途中まで読んで長男はそれ以降一度も読み返そうとしない。
どうやらパッとしなかったようだ。
次男はおとなしく聞いていたけど、どうかな。気に入ってくれたかしら。
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「もりのなか」のマリー=ホール=エッツの絵本です。自然界の法則というか、普通のことが普通に描かれているけれど、子供にとっては新しい発見になるのかもしれません。
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マリー・ホール・エッツの本。草の大好きな牛がいろんな動物を牧場に招待して草をご馳走しようとするけど、中には草が好きじゃない動物もいて…というお話。ちょっと意地悪なカケスが、色々な動物を招待し、「でもみんなすぐに帰っちゃうだろうよ」と笑うシーンで、娘が「帰らないよ!」とカケスに抗議をしたりするので、ちゃんとストーリーを把握しているんだなぁと感心しました。
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牧場にやわらかくておいしい草をみつけたうし。かけすの提案で、パーティーを開くことにしました。続々と集まってきた動物たち。ひとしきり騒いだ後、ご馳走の時間。そこには草しかないと知って、怒って帰ってしまう動物たち。それをみて笑っていたかけすでしたが、草のおいしさをわかってくれる仲間もいて、心地よさそうに一緒に過ごしている様子に笑うのをやめました。クレヨンの線とピンクと黄色のさし色がやわらかいイラストです。原題は"Cow's Party"(Marie Hall Ets作)
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図書館利用。こどもちゃれんじで動物の生態に興味を持ち始めた娘さん。おきゃくがそれぞれ何を食べるかってとこにいちばん食いついてました。
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牧場の牛が、友だちをパーティーに招いてごちそうをしました。
でも動物のなかには、草のきらいななかまもいました。
ピンクがメインで描かれているのですが、
牧場の風景が広がっていくような感じがします。
いろんなことがあったし、かなしい思いもしたけれど
気の合う仲間との楽しい時間はとても温かです。
自然界のありのままの姿を伝えた傑作です。
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ゆる~いおひさまがかわいい
マイペースでいいんだよって
子どもが安心しそう
インクとか、紙質を素朴な感じにしたら
レトロさが増してよかったのになぁ
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基本図書らしいので、借りてよんだ。
はるの まきばで、うしが くさを たべています。
おいしいくさを ごちそうするために、うしは みんなを モーモーまきばに しょうたいします。
春らしいきれいなピンクに、差し色のイエローがかわいい。
食べ物があんまり美味しいから、誰かにご馳走したい、というお裾分けのような心がすてきだ。
かけすのちょっと意地悪な気持ち、こういうのってあったかもなぁ。
招待したみんながみんな、草をおいしいと思うわけではないけれど、おいしいと思ってくれるひともいる。
それでいいと思う。
ねこがチェロ、はきっとマザー・グース。
絵だけをよんだら内容がわからなかったし、文と絵がずれているところがある。
『わたしとあそんで』のほうが好きだ。
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中古購入
サーモンピンク色の表紙に惹かれて
手にとって
鉛筆描きのかわいらしい牛にほっこり
色もデザインのうちだと改めて思う色
牧草に混じったキンポウゲと夜景に
黄色もプラスされている
サーモンピンク・黄・黒(鉛筆)
このお話にピッタリの色合い
うしがモーモー牧場の草を
みんなにご馳走したいわと呟くと
カケス(鳥)がみんなを誘ってこようと言う
でもちょっとイタズラしたくなって
草を食べない動物たちも誘う
おもわず意地悪だなぁと読みながら呟くと
子どもも ひどいよ!とカケスに文句
それぐらい うしは“いい人”そうなのだ
動物たちはみんなとっても楽しそうだし
うしもとっても嬉しそうなので
どうなっちゃうのかちょっとドキドキ
子どもは無言だったけれど
同じ気持ちなのが伝わってくるような
真剣な空気を感じた
案の定 草を食べない動物たちは帰ってしまう
でも残った動物たちを見て
「このこたちはくさをたべるからへいき
◯◯ちゃんしってるから」
と得意げに そして嬉しそうに教えてくれた
文才がなくてうまく言えないのだけど
読者をドキドキさせた分
おいしい牧草を分かち合える仲間との幸せな時を
他の絵本よりも長くして
余韻を残してくれた感じが良かったなぁ
カケスは意地悪をしたけれど
自分が他の動物を誘ってる間に
仲間にキンポウゲで花冠を作ってあげてと頼んだり
最後のページのセリフで
やっぱりうしが好きなのねって思う
“いい人”が愛されていて
とても安心する絵本だった
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春のまきばのおいしい草を、誰かにごちそうしたい と思ったうしは、おきゃくさまを呼ぶことに。
招かれたどうぶつたちは喜んで集まり、歌ったりおにごっこに興じたり盛り上がります。
でも、ごちそうが草しか無いと知った肉食のどうぶつたちはがっかりして帰ってしまい、うしは悲しくなってしまう。
仲良くすることと無理して合わせることはべつのもの。
みんななかよく教 みたいな組織や集団が多いことに疑問を感じているので、このおはなしの成り行きには潔さを感じます。
それと、みんな草が嫌いなのかしら…と落ち込むうしに
「ぼくは、だいすきだよ。」と、初めに言ってくれるうま。
すごくかっこいい。
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「牧場の牛が、友だちをパーティーに招いてごちそうしましたが、草のきらいな動物もいたのです。自然界のありのままを伝える絵本。 3才から」