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プロフェショナルシェルプログラミング みんなのレビュー
- 砂原 秀樹 (ほか共著)
- 税込価格:1,923円(17pt)
- 出版社:アスキー
- 発売日:1996/04/12
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紙の本
シェルスクリプトプログラミングを重点的に紹介
2002/02/05 19:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:快慶 (かい けい) - この投稿者のレビュー一覧を見る
UNIXユーザならどんなUNIXを使っていても、シェルとは無関係ではいられないだろう。本書は数多くのシェルの中から、代表的な4つのシェル、sh、bash、csh、tcsh、を取り上げ、章ごとに個別に解説している。興味のあるシェルに関する部分だけ読むこともできるし、通読して4つのシェルのそれぞれの設計思想の違いを読み取ることも面白いだろう。
タイトルにもあるように、本書はシェルスクリプトプログラミングを重点的に紹介している。サンプルスクリプトも多く、読者自身のプログラミングのヒントになるだろう。CGIといえばPerlという昨今の風潮からみると、サンプルにあるcshを使ったCGIには新鮮な驚きを覚える。また、実用的なrcファイルも紹介されている。UNIXを始めたばかりの人にとってはマニュアルとして、また、複数のシェルを使い分けなければならない人にとってはリファレンスとして大いに活用できる一冊。
快慶 (かい けい) システムエンジニア
紙の本
編集者コメント
2003/03/27 13:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アスキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
UNIXにおいて個人環境の基礎中の基礎ともいえるのがシェルである。シェルはユーザーインターフェイスとして非常に重要な役割を果たしている。古くはシェルといえばcshだったが、現在ではファイル名の補完やスペリングチェック、スケジュールなど、機能が強化されたものも広く使われている。
本書では、tcshとbashを中心に、各シェルの機能を生かした効果的な生活環境の整備方法とプログラミングについて解説し、仕事を効率化する便利なプログラミング例を多数紹介している。「プリンタ出力が終わったら教えてもらう」「あるディレクトリをまるごとコピー」「ファイル名に拡張子を追加」「コードの一括変換」「フロッピーディスクに収まる大きさにファイルを分割」「複数ファイルの差分を出力して結果をメールで送る」「diskを大量に消費しているユーザーを調べてメール」「ホームページを訪れた数に応じてメッセージを出したり、名前の登録をさせる」ほか。
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