紙の本
スケールが大きすぎる気が…
2016/02/19 20:34
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投稿者：honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
時計館の次に読んだせいか、
ちょっと物足りない感じがしました。
登場人物たちもどうも好きになれない…
トリックはちょっとスケールの大きな話になっているような気がします。
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館シリーズ第６弾。
作者自ら「消える魔球を投げようと試みた」とおっしゃるだけあって、これもかなり異色作かもしれません。
火傷を負い、記憶を失った男が持っていた手記を手がかりに、過去の事件と、その事件がおこった場所である「黒猫館」を見つけ出そう、という物語。
この手記がクセモノで・・・と、細かく書くとネタバレになってしまうので、内緒。
ぜひ読んでみて、館がどこにあるのか、一緒に探してみてください。
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シリーズ６作目。５作目読めず、６に行くのはちょい心苦しい。ここでは、地の文である客観的な記述とある人物の手による手記が交互に記されている。だが、この手記の記述者は記憶を喪失しており、この手記に記されたこと自体が事実かどうかは明らかでない。この点で、叙述のスタイルがフェアになったと思う。読者は読み始めたときから、この手記が全部虚偽かもしれないと思うこともできるわけだから。
良くできた作品だと思うが、用意されたトリックはやりすぎだと思う。かなり呆れた。
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また中村青司が設計した館で事は起きる。過去と今を交差させ手記を手掛かりに謎を解いていく。真相は規模のでかいドンデン返し！館シリーズはストップしているのが悲しい。
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館シリーズ第6弾。成る程ね、そうきたかって感じでした。ちょっと悲しい話かな。時計館の後だけに、ちょっと物足りなさも。
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推理作家 鹿谷門実と編集者 江南孝明が、記憶喪失の老人とともに中村青司の館を訪れ、老人の記憶を甦らせる…というお話。もう島田潔という名前は使わないんですね。(作中1度しか出てこないし…)老人の手記に違和感を感じたものの、トリックは全然わからんかった。綾辻さんのはすべてわかってから読み返すことが多いので、結構楽しめるな〜。次作が楽しみ♪と思ったら、まだ出てないんですね、ガックシ。
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「館」シリーズの6作目。最近「館」シリーズを読み返すまではこの作品が一番好きだった。「やられた」感が強かったので。今読むとちょっと軽いかなぁ、と思いますが。
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6つめの「館」への御招待──自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。
【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50084975.html
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綾辻行人の作品は、ちゃんとした「推理小説」という感じで好き。特に館シリーズはその感じが強く、謎解きがしっかりしてて面白い。
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よくやるなー、この作者・・・・というのが率直な感想。そこかしこにどんでん返しへの伏線が張られまくっているのはわかるんだけど、気を回し始めるとがんじがらめで読み進められなくなりそうな感じ。よって、最後まで流されるままに読み進み、意識操作され、どんでん返しでしっかり驚きました。
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初めて読んだ綾辻作品です。
タイトルの黒猫に惹かれて買いました。
館ものはややこしいのが多くて嫌いなんですが、これはそうでもなく、むしろどんどんと惹きこまれ、館ミステリに足を踏み入れるにはちょうど良い軽さだと思います。
とはいえ内容はやっぱり面白く、想像のつかない展開を見せてくれるストーリーの運びをしています
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館シリーズ第６作。中村青司の館に関わる過去の殺人事件が書かれた手記の真相を追う。★が２つなのは面白くないんじゃなく、評価できないということです。でも、雰囲気は好きです。★★★以下、一部ネタバレです★★★これは先に島田荘司のある作品を読んでしまっていたので、すぐにトリックが分かってしまいました。綾辻さんは島田さんが引き上げた作家で、どうしてこういう同じトリックになったんだろうと調べてみたら、刊行はともに９２年。「黒猫館」のが４月、「○○」の方が半年遅くて９月に初版が刊行されていました。ネット上の噂では「綾辻さんが島田さんに“こういうトリックの話しを書いている”と話した時、島田さんがちょうど同じトリックで考えていたため、急いで書き上げた」と、島田さん自身が著作の中で明かしているんだとか。私はそれを読んでないので真偽分かりませんが。「○○」の方は大いにトリックに驚いて堪能したので、逆に読んでいれば感想は違ったと思います。
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何でもそうですが、毎回毎回同じものを味わっていると飽きてくるものです。
食事にしても、音楽にしても、ミステリーにしても。
この作品も今までの流れとは異なる作りで、意外なラストが待ち受けております。
館シリーズの流れを考えずに、単純に楽しめました＾＾
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館の話は面白かった。けど、それだったらもうちょっと「ここじゃないのならどこなんだ！？」って盛り上がりが欲しかったです。それ以外は解り易かったです。この作品で思い出したんだけど（というか『黒猫亭』でも思ったけど）、あらすじを知っているだけで僕はポォの『黒猫』を未読なんだよなぁ…ポリポリ＜(・_・;)【060818古/060920】
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十角館からはじまり、水車館、迷路館、人形館、時計館、そしてこの黒猫館。すべては建築家中村青司の手によるもの・・・。今回の黒猫館は最後の種明かしがかなり地球規模で広く作られていて、「鏡の国のアリス」と「不思議の国のアリス」を取り入れてかなりおもしろいつくりになってた。でも、犯人とかはやっぱ簡単で、意外！？とかではなく、まあまあね・・・。っていうかんじはどうもぬぐい切れないけどね・・・。館のからくりはかなり気に入った。
