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紙の本
命を食べて私たちは生きている
2001/03/18 20:07
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
味わう、堕ちる、食う、囃す、注ぐ、許すなどいろいろな人間の行動に関して思うままつづったエッセイ。五木寛之は博学だ。蓮如を例に引いたり、医学にも突っ込んだ話をしている。
この本の中で一番印象に残ったのは、「食う」だ。いのちを殺して自分のいのちがある。食うことを軽く見るような思想は必ず間違いを犯す、と彼は書いている。
いのちを粗末にしたくなったら、私が今まで摂ってきたいのちのことを考えようと思った。私の体は私のものであって、私だけのものではないのかもしれない。考えさせられた一冊だった。
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