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暗黒の神と言っていいほどの力を持つヴァンパイア・レスタト。だがいつしか彼はその力にも、自分の在りようそのものにも疑問を抱くようになっていった。人間だった頃が悲しいまでに懐かしい……。そんな思いにとらわれていたある日、ラグラン・ジェームズという男から、何日か肉体を交換しようと持ちかけられる。自ら肉体泥棒と名乗るその男には、考えられないような秘儀を行う力があるというのだ。再び人間に戻れるという魅力に抵抗できなくなったレスタトは、仲間の反対を無視してジェームズの提案を受け入れるが──。
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ヴァンパイアクロニクルズ第4弾。上下巻
暗黒の神と言っていいほどの力を持つヴァンパイア・レスタト。
だがいつしか彼はその力にも、自らの在りようそのものにも疑問を抱くようになっていた。
人間だった頃が悲しいまでに懐かしい…。
そんな思いにとらわれていたある日、ラグラン・ジェームズという男から、何日か肉体を交換しようと持ちかけられる・・・
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個人的にヴァンパイアシリーズで一番好きなお話です。
レスタトはどこまでいってもレスタトといいますか、駄目と言われたことをやってみたくなる性分が祟った一例再びといった展開。
レスタトが人間の身体を手に入れ、時代錯誤な常識で現代にアタックする姿には泣ける。
かっこいいけど情けないのが彼の憎めないところなんだと思う。
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ヴァンパイアクロニクル4作目
吸血鬼が人間になりたいのも分かるが、しかし・・・
怖いモノなしのヴァンパイアって設定がここまで心惹かれないのも分からんでもない。
これはもう吸血鬼小説でも何でもない。
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ここまで行動が読めない登場人物も珍しいというか。。
90年代の話だが、今後どういった行動をとるのだろう。。
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前作以上の冒険はないと思っていたのに…。
ヴァンパイアの起源に遡るスケールの冒険譚であった前作までとは一区切りがついた今作。今まで以上にレスタトのやんちゃ王子ぶりが展開されるお話となっている。
このクロニクル全体に言える事だが、どこにいても、いつでもレスタトは太陽であり、我がままで、厄介ごとを起こし、周りにはそれを「やれやれ」と気を揉んでくれる愛する者たちが集まっている。今回は「もう一度生きた人間の人生を」という希望と、タマラスカのディヴィットとの関係を中心に描かれていますが、何でみんなのアドバイスを聞かないんだ?と突っ込みたくなる無謀ぶりです。
そこがレスタトの魅力なんでしょうね。