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アメリカの都市伝説集。
都市伝説は今ではほとんど嘘だと分かっているけど、「なぜ語り広められたのか」「何を伝えようとしたのか」、真偽だけでなく解説していた。
確かに伝説や昔話と同じパターンだよね。俗信とはちょっと違うし怖い話だけでもない。
アメリカで1950年頃出回った都市伝説が形と流通形態を変えて、現代の日本にも生き生きと根付いているのが凄い。
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アメリカに流布する都市伝説関係の本の中でも、もっともスタンダードで読みやすく、かつちょっとだけ勉強にもなってしまう本だと思います。民俗学的な視点もあって、「なぜ」の部分にも答えてくれます。
だいぶ昔の本ではありますが、筆者の著作の中では、この本が一番オススメです。
※個人的にはガソリンスタンドのお話が怖い!
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行方不明になるヒッチハイカー、かぎ爪の男に襲われる話など、アメリカに伝わるフォークロアから、アメリカ社会の共同幻想を読み解く。その結論云々よりも、収集された数々の都市伝説のエピソードと雰囲気が単純に面白い。
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88年初版。消費税導入前。タイトルが頭に残っていたので借りてみた。都市伝説の成り立ち。耳できいて口で伝える時代の話。読み辛い。
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いはゆる都市伝説を構ふ。
秋津島の民俗学者も、南方熊楠の昔から、その辺の消えるヒッチハイカーやいろいろを古典の何かと関連つけるのへ批判してゐるが、ここでもそんな感じ。
向ふのいろいろ、アメリカで営々と築かれる文化や習俗から、白いワニがゐたり「百万ドルのキャンディ」があったり自動車がさまざまな物語を乗せてたり、と言ふのを紹介する。
けっこう面白い。