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<購入理由>李白と杜甫の生涯を知りたかった <オススメポイント>李白と杜甫がどのような生涯を送ったのかを知るにはいい本だと思います。また当時の風俗や、詩の形態など簡潔に説明してくれているので、初学の方にも読みやすいのではないでしょうか。 <ウイークポイント>第4章は李白と杜甫の代表的な詩を、詩の形態別に紹介されていますが、李白と杜甫の文学の優劣論は余計だと感じられました。
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中国の2大詩人、李白と杜甫についての本。運命を感じさせる二人の生涯や、胸に迫る詩の数々がたまらないです。
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その名の通り、中国を代表する超有名な詩人、李白と杜甫についての概説書。
わかりやすく、詳しく、快適な入門書です。
唐詩勉強したい方にオススメ。
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有名な李白と杜甫。生前は不遇の生活を送った二人。その生活の中での叫びが漢詩になっていることがよく分かる。登用してもらうためにおべっかを使った詩や、宴会用に主賓を持ち上げる詩、士官を願う詩など、興味深い。
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読んでいて「読み終わりたくない、もっともっと読んでいたい」と思わせる、人生有数の名著に巡り会えた。この本が読めて、幸せだ。人生の全てをかけてなりたいものになれなかったからこそ、後世に名を残した李白。そんな李白との邂逅を、生涯のよすがにしていた、壮絶な「お人よし」杜甫が、漢詩の常識をすべて覆すにいたった孤独が、いま、時を越えて私たちの目の前にある。すべてを知った後、彼らの詩に触れると、背筋に激痛が走るくらい感動する。
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「ネアカ李白とネクラ杜甫」を読み返したいのに、「本が好き、悪口言うのはもっと好き」が見つからない。原典となった「李白と杜甫」を借りてくる。
若書きだけに、高島節(ブシ)は雌伏している。
ここまで李白と杜甫その人の心理(心裡)に踏み込んだ評伝は、本国にも無いのではあるまいか。
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中国文学の本では、これまで読んだ中で一番面白かったです。
杜甫の生涯はある程度知識がありましたが、そのとき李白が何をしていたかがわかると、唐の歴史が立体的に浮かび上がってきます。
杜甫の李白への片思い具合も面白いです。
この本で、長い詩にも怖さを感じなくなり、杜甫も好きになりました。