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幼稚園からの幼なじみで、家も近所の森本航と安原和音。虚弱児童だった和音は高校生になった途端、学校のアイドル的存在に成長し、生徒たちの憧れのまとに。その反面、周囲の人間たちは和音と一緒に行動する航を、あたかも和音のおまけのように扱い始める。そのことにショックを受けた航は、和音から遠ざかるのだが…。表題作のほか、弟との心の距離を描いた「夕暮れのバス」など、三作品を収録したセンシティヴ・ストーリーズ。
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だいぶ古いジュネ掲載作品3作。暗いのを読みたい時にはよいかもしれないけど。今はあまり好きになれない。
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これ、短編……というか、中編ぐらいの作品が3つ入ってるんですけど……。
個人的には表題作より3つ目に入ってる「夕暮れのバス」って話が大好きで。
好きで、好きで、好きで、好きでたまらなくて。
もう、好きっていうか憧れ、の次元まで達している気がする。
「こんな話が書きたい」
と。
いや、デビュー前の作品ばっかりを集めたやつなんで、全然巧くはないんですよ。うん。確かに「巧さ」という面では劣ると思うんだけど。
ただ、根底に流れてるものがすごい。
ただひたすらにすごい……としか言いようがないorz
自分がどーしてこの話が好きなのか、の理由は分かるんだけど、そんな説明は誰も求めていないと思うので、それはさておき。
すっごい好きだ。
今でも私はこんな話を書きたいと思うのだけれど。
もう、そこに繋がるバイタリティーを実は持っていない(苦笑)
諦めるしかないんだろうね。
BLっていう観点から行くと、実は一番BLっぽくないんだろうな……とは思う。