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野田さんのカヌー本。ほかにもいっぱいあるのだが、どこに片付けたのか?まだ登録していないんが椎名誠の本もたくさんある。
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紹介:馬屋原 稚朗
以前、ご紹介させていただいた『ゆらゆらとユーコン』の著者、野田知佑さんの本です。
外で遊ぶのが大好きな私のテンションは、暖かさが増すにつれ、徐々に上がっています。
前回は、カナダのユーコン川下りで体験したことが書かれていました。今回は主に、日本の川下りや、知佑さんが暮らしている村のお話や、河口堰反対運動に参加した時のエピソードなどが書かれています。
昨年は、お客さんの大学生に釣りを習い、BBQセットを購入し、アウトドアライフの入門編を満喫しましたが、今年はさらにカヤックやキャンプにもチャレンジしたいと思い、参考書みたいな感じで読みました。この本の中から感じるのは、『生きていく人間の速度』についてです。仕事が忙しく、起きる時間や寝る時間が不規則になり、休日はごろごろとしている。というお客さんが、私の周りにはたくさんいらっしゃいます。当然、みなさん顔に生気がなく、疲れた表情。人間の体は、朝6〜7時に目が覚め、夜8〜9時には眠くなるように出来ていると思うのです。そのリズムを崩し、生活を続けると、見えない疲れがたまり、やる気が徐々になくなっていくような気がします。
自然の中で、海の静かな波の音や、山の木が風に揺られる音などを聞き感じると、すごくゆったりとした感覚になることがあると思います。自分自身、気がつかない内に、仕事も遊びもスピードアップしすぎて、とても疲れていることがあります。人生を楽しく、充実したものにするには、やはり自然と触れ合う時間を大切にしないとなぁと思いました。また、その自然を守ることは、自分自身を守ることに繋がるんだなぁと感じました。
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1994年頃、今から20年以上昔の野田さんのエッセイ。
いつも通りユーコン川川下りと日本での生活を綴っている。
悪しき建造物「長良川河口堰」建設のころでもある。
ユーコン川、一度は下ってみたい。
今すぐそれを強くは求めておりませんが、ここ5年以内くらいにアラスカを訪れ、テントと酒とライフルを積んで川下りしてみたいですね!
またエッセイの中で日本国/日本人の枠の狭さを少し言及しているが、実際にグローバルな活動をしていたからこその指摘、野田さんに全く同感です!
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【再読】本書のタイトルはノアタック川を意識したものか? この頃から九州・鹿児島に著者の拠点が移っていったのがよくわかる。熊本県五木村の端海野分校でのノリ・クニ兄弟を中心とした地元民との交流が良かった。ネットで検索すると、かなりの山奥。そして、分校は閉校となり、校舎は解体撤去されている。こんなことが熊本から遠く離れた関東で分かってしまうなんて……寂しい限りだ。本書で予告のように触れていた『新・放浪記』は、最近中古で、著者が亡くなる直前くらいに入手。虫の知らせのようで少し複雑。