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警察小説の著書特集の棚で見つけた。著者は良く知られた方ですよね~映画化作品あるし。でもそっちは買う気にならずに、冒頭パラ読みしてすぐ購入決定。設定展開がモロ好み。すらっと読めた。脇を固めるキャラをもっと深くエピソード絡めて書けばもっと面白いんじゃ…と思ってしまう。加筆してくれても全然いいんだけども(笑)
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歌舞伎町を舞台にしたお話。
よく知る歌舞伎町の路地とかを頭に浮かべながらドキドキしながらストーリーを追って行くのが楽しかった。
ちょっと大人の青春を感じさせるお話でした。
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作者は私より1個若い。全くの同年代だ。彼がちょっと差別的表現をした沖縄に住んでいる。『カシュカシュ』の雰囲気は行ってみたいと思わせる。道路拡張で立ち退いた私の行きつけ≪忘れな草≫を思い出す。余りにもハッピーエンドで興ざめなところだが、この二人、郷田とリンのその後を、三宅と律子と三人で話してみたい。そう 史郎は外して・・・もちろん『カシュカシュ』で。今はもう無いだろうその店で。
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新宿で10年間、店を任せられていたマスターが、店の最後の夜に突然ベトナム難民の若い女性メイリンの訪問を受ける。店に集まった客たちが、メイリンの逃走を助ける。スピード感あふれる展開。
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2011/10/29 Amazonより届く。
2012/6/27~6/28
佐々木譲氏の初期作品。原題は「真夜中の遠い彼方」。
ヤクザを撃って逃げる不法滞在者を匿って逃がす話、と言ってしまえば元も子もないが、初期作品にありがちな熱さはあるが、書き込みが足りない印象。やはり、作家にも歴史有り、だ。
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ありふれた・・・
貧しい東南アジアの国々
その中でも富める者と更に貧しい者が
詐取する者、される者
違法でも環境を変えたい、国を変えてもまた元来の利権者が
読んでいて現実に悲しくなる
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警察小説で著名となった佐々木譲の初期の作品。直近の作品のほうがより深みがある感じはするものの情景描写や背景の描き方などはこの時からスタイルは変わっていないと思う。多少、取材して集めた情報を盛り込みすぎているのか、登場人物の描写が冗長なところはあるがストーリーとしての出来過ぎ感はおいておいても秀作でしょう。
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北帰行の解説に従って買ってみた。若さを感じる。当時、難民とか問題になってたっけ。単なる物語ではなくて訴えたいものとか伝わる気がした。
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佐々木さんのかなり初期の作品らしく骨太なタッチ。たった一晩のそれも数時間の出来事。新宿の小さなバーでの出会いとサスペンス。すっきりした読み心地だった。
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以前住んでたし、好きな新宿、もう2年も行ってなくて、強烈になつかしかった。スピード感と、小説の世界を展開するのに必要十分な人物描写、バランス良いように感じた。加えて、インドシナ難民や日本の難民受け入れ体制の酷さについても織り込まれ、社会的な背景もきちんと伝わるようにできている。いつもの(サビれた)バーの最後の日に居合わせた人達が、自分のものさしを信じて人助けする姿が清々しい。映画化したら、いいかも。リンはゆきぽよがいいかもしれない、と思いつき。
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かなり前に読んでいた事を、読み出してから思い出した。
タイトル通り、新宿が舞台の一夜のお話。
氏の初期作品である「振り返れば地平線」などと似たようなテイストを感じる。
主人公が概ねクールで感情の起伏を表に出さないハードボイルド調という共通点を感じるが、それが心地よい。
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居酒屋の店長とその店に逃げ込んできた女のお話でした
居酒屋はその夜を最後に店を閉めることになっていた
女は訳あり系でした
そしてその夜の新宿は警察、やくざが入り乱れて
騒々しいことに・・・
居酒屋最後の日に来た客たちも巻き込んで・・・
著者の初期作品とのことでしたがとても楽しめました