紙の本
スープの作り方も分かります
2016/04/29 20:55
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投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章を書いている角野栄子さんは、
多分「魔女の宅急便」の作者さんじゃなかったかな?
死んだおばあさんが作っていたおだんごスープを作ってみたくなり、
その過程で、おじいさんに希望が湧いてきます。
ちなみにスープの作り方に該当する箇所は文字が青くなっているようです。
動物が喋ったりもするところがちょっとしたファンタジーです。
紙の本
これほど、絵の重要性を認知した絵本はない
2015/10/17 17:22
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おばあさんがしんだので、」という衝撃の一言から始まる絵本!
なんとなく、絵本を子供だましのものと考えていた自分を反省。
生きる気力をなくしてよれよれだったおじいさんが、おばあさんがよくつくっていた“おだんごスープ”を通してまた普通の生活を取り戻すまでの物語をユーモラスに、しかもあっさりまとめてしまう構成力!
そして文章ではっきり描かれない部分を絵でしっかりサポートする細やかさ。
いったい絵本ってどうやって作るんだろう?、という制作過程までもがすごく気になりました。
どこまで作者と画家は相談し合うのだろう?
おだんごスープを自分のためにとりあえずつくってみたおじいさんのもとに、おいしそうな匂いにつられてきた意外なお客・・・その繰り返しでおじいさんの生活になんとはなしの張り合いが出てくることを、部屋の灯りや花瓶の花などの絵で表現するさりげなさ。
しかもそれをたったの32ページで!
これって<絵画を読み解く>技術にも延長できるのではないかしら!
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おばあさんを亡くしてしまい、何もする気力をなくしたおじいさん。
そんなおじいさんを元気にしてくれたのは、おばあさんが生前つくってくれたおだんごスープ。なんとかしてあの味を再現したくなったおじいさん。
おだんごスープを作ると毎日訪問者が増えてきます。
さてさておじいさんは、おばあさんのあのおだんごスープの味を再現できるのでしょうか?これは読んでからのお楽しみ!!
(子供)とても気に入って寝る前に何度もリクエストが来ました。絵が大人っぽかったのですが、毎日訪問者が増えてくる様子がおもしろかったのかな?
(母)フランスのおじいさんなのかな?って推測できました。だって赤ラインのリネンのクロスを腰にかけ、お台所にたっている姿。お買い物の際には、マルシェかばんを持って出かけます。雑貨好きの私は、そんなところに目がいってしまうそんなかわいい絵本です。
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「おばあさんのスープがのみたい」ひとりぼっちになってしまったおじいさんが、思い出しながらおだんごスープを作ります。その匂いにつられて最初は小さなお客様がやってきて、次の日には更に増えて。元気になっていくおじいさんの表情や部屋の様子も細かく描かれている絵本です。
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おばあさんが死んで一人ぼっちのおじいさんは、おばあさんが作ってくれたスープが懐かしくて、思い出しながら作ってみます。
だけど、何かが足りない・・・。
突然お客がやってきて、スープをご馳走するおじいさん。
ところがお客は次々とやって来て、大人数でスープを分け合っているうちに、おじいさんは元気を取り戻していくのです。
おじいさんのスープに何が足りなかったのか。
低学年の子ども達にもよく伝わるおはなしです。
メイン本にどうぞ。
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7分くらい。
おばあさんが亡くなって、一人ぼっちになったおじいさん。
何をする気にもなれなくて、ふさぎこんでいました。
ある日、ふと「おばあさんの作ったおだんごスープが飲みたいなぁ」と思い、自分で作ることにしました。
そこへ、ねずみ、猫、犬、子どもたちがやってきます。
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2010.2.8.妻を亡くしたおじいさん。何をする気力もなく、飾ってある花も枯れたまま、ランプシェードも乱れたまま...だった。でも妻の作っていた温かいおだんごスープを飲みたいと思い、作るようなると...。生きる活力が湧いてくるのが絵を通してわかり、温かいスープと共に心もあたたまる。
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出かけた先の情報コーナーにあり、待ち時間に読みました。
さみしいいところからハッピーな結末が良い!
元気が出ますね。
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妻に先立たれてすっかり元気をなくしたおじいさんが、思い立って記憶を頼りに妻の得意のおだんごスープを再現しようとします。できあがるころ匂いにつられてやってくるちいさなお客さんにふるまい、次の日は足りなかった味をもう少し思い出してひと回り大きいお鍋で作って・・・と繰り返していくうちにスープは思い出の味に近づき、おじいさんも少しずつ元気を取り戻していきます。ひねりのないことしかいえませんが、お話も絵もあたたかくいい作品です。
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いきなりおばあさんが亡くなったところから始まるんだけど、暖かいお話だった。絵が写実的で素晴らしい。子供にはどう見えるのかな?細かい絵だから、大勢の子に読んであげるのには不向きかもしれない。
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おばあさんが亡くなりすっかり気落ちしていたおじいさんですがおばあさんの作ってくれたスープを飲みたくなり、それを再現していくうちに元気を、そして知人が増えていきます。
こんなふうに歌いながらスープをつくりたくなります。
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三年生のクラスに読みました。
所要時間7分くらい。
冬におすすめ。
おばあさんがなくなったところから始まりますが、あたたかな気持ちになれるお話。
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自分のためだけのスープがいつの間にか大勢のために作るスープになっていた。
誰かの要望に応えながら作るものは、どんどん美味しいものになる。
そうやって広がる人の輪。
スープを飲んでいくときと同じように暖かくなる気持ちがしました。
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死にふれた絵本で一押し。
おばあさんが死んで、おじいさんは何日も暗い部屋のなかにじっと座っていました。ふと、おばあさんのおだんごスープを思い出したおじいさんは、自分で作り始めます。おばあさんがスープを作りながら歌っていた歌を口ずさみながら。スープができると小さなお客様がやってきて、おじいさんと一緒にスープを飲みます。
おばあさんのスープはもっとおいしかった。おばあさんは何と歌っていたかな…おじいさんは毎日スープを作ります。枯れた花を片付け、花を飾りカーテンを開いて、おじいさんがすこしづつ元気をとりもどしていく様子が丁寧にえがかれています。
小学生以上。大人にもぜひ! 9分。
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「おばあさんがつくってくれたおだんごスープがのみたいなぁ」ひとりぽっちになったおじいさんは、自分でつくってみることにしました。おばあさんが歌っていた歌をたよりにスープをつくると,小さなお客さんがやってきて…。スープが呼んだ新しい出会いと,おじいさんの笑顔に心が温まるお話。(約8分)