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毎週土曜日に起こる大量の血がばらまかれる事件。被害者はおらず、現場には謎の数字が残されていた。
美人警部補のハンネは捜査を開始するが…。
ノルウェー産ミステリ。
ノルウェーの元女性法務大臣作。
女性らしいテーマではあるんだけど、いかんせんハンネ、被害者女性、その父親…と視点が定まらず、結果なんとも深みのないものに仕上がってしまっている。
あるいは二作目故の作りなのか…。
社会問題を扱うなら、もっと犯人の屈折した心理を描いて欲しかったよなぁ。
色々ちょっとずつ残念なできだった。
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うむむむ。パターンとしてこの作家はこういう展開が好きなのね、というのが見えてきた。ハンネの優秀さや奇妙さが若干見えない。この当たりはノルウェーの一般的な知識を知らないからなのかなぁ。
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ノルウェーのミステリー。アンネ・ホルトのハンネ警部補シリーズ第二作目で1994年の作品。シリーズ二作目と知らず読んだがすんなり読める。20年以上前の作品だが古さは感じない。テンポもよくわかりやすい展開で一気読み。強姦事件の被害者とその家族の心痛が伝わる。ミステリーの内容的には犯人の動機や実行方法などがもう少し詳しく描かれていたらいいなと思った。
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ノルウェー、オスロ警察のハンネ・ウィリアムセンのシリーズ、2作目らしい。1997年の作品。シリーズの順番が前後してしまったので、この作品でハンネはまだ若くて美人で有能な女性刑事として有名。パートナーも後続の作品とは違う人かな。あとまだ複雑過ぎる内面も出てない様子。作品自体はやっぱり暗い。