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好きな本なら装丁だって味わいたい。
「装丁が内容の批評になっている」と表現した丸谷才一の「装丁の鑑賞眼」を、自分も持ちたいと思いました。
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欲を言うのであれば、値段高くなってもいいのでカラーにしてこの本で紹介されていた全ての本の写真がほしかったなぁ…。
最後のバーコードの話、堂々と実名を出して自分の考えをしっかり述べているところがよかったです。それだからこそ、和田さんの装丁に対する思いが伝わってきました。
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装丁の専門用語が難しくて理解しにくいところがあるが、著者の交友関係や装丁はどういうイメージから生まれるのかが、率直に書かれていて、著者の人柄も合わせて、ほのぼのと読める本。
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発行が20年近く前であり情報として古くなっているところも多かったが全体として装丁をする人がどういったことを考えて本作りをしているかを知れてよかった
読み終えたあとに本屋に行きたくなる作品
やや斜め読み
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【内容】とてもたくさんの本の装丁者であった著者が作品たちを振り返る。装丁の蘊蓄もそこそこ。
【感想】持っている、あるいは持っていたあれもこれも和田誠装丁やったかってくらい多かった。もし本を出すなら和田さんにお願いしたいと思う好きな人だけに相性がいいんでしょう(そんな予定は露ほどもないけど)。中では『8月16日の花火』はまったく和田さんやと思っていなかったのでびっくり。多彩やなあ。
ボクは今ほとんど本は買わないのだけど、やっぱり本は実体があって手ざわりとか感じながら読むもんやなあと思えた。買わないことにこだわらないでもええかもしれんなあと改めて思った。
買わなくなった大きな原因に、本があふれるスペースの問題と同時に、カバー裏ないしは表3のかなりでかいサイズを取るバーコードの存在がある。正直げっそりしてモノとして持ちたくなくなったんやけど、和田さんも大反対らしく我が意を得たとゆうか、こういう影響力ありそうな方の意思表明によって少しでも改善されたらええなあと思う。時代の趨勢である程度しかたないにしろ目立たなくするためのやりようは他になんぼでもあると思うんや。装丁者とも相談しながら本をつくっていってほしいなあ。