紙の本
英文読解の前に
2020/02/17 22:36
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pascal - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題に「学校では教えてくれない」とありますが、確かにそうかも知れません。
英語が(そこそこ)出来る…つまり読み書き出来る人は、ここに書かれていることを、あまり意識しないで読んでいるから。英語を教える人は意識していないから、教室で反映させていないのかも知れません。(ごめんなさい)
そういうわけで、これから受験に挑もうとする人や、もちろんその先を見据えた人で、今まで「何となく」とか、辞書で調べて頭の中で何となく言葉をパッチワークのように組み合わせてしまい、どうにもならなかった人向けのマニュアルとして使うと良いと思います。
関係詞・準動詞などの用語も、(いい意味で)大変ザックリと「扱い方」を説明してくれているので、説明→演習という形で丁寧に鉛筆片手に読み進めたら、かなり読みこなせるようになるのではないかと思います。
ただやはり、ある程度の文法の知識は必要で、からっきし英語初級者には向かないんじゃないかと思います。どちらかと言えば、解釈の勉強をしてきたけれど、壁にぶち当たってしまった、くらいの方がいいのではと感じます。
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受験勉強をするときに初めて手をつけた本。今考えるとコレをはじめにやっていて良かったのかも。英語を分解する癖がついた。しかし内容的には癖が強すぎて万人向けではい。
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私の当時の学力は、マーク英語で7割程度でした。中堅国立の二次試験の英語が壁でした。
この本は、単語と感覚で読解している人が、壁に当たったときに最適です。国立二次レベル。
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かんべ式・新5文型
?(イントロ)[S](Sの説明)[be動詞系][C](VかCの説明)
?(イントロ)[S](Sの説明)[一般動詞](Vの説明)
?(イントロ)[S](Sの説明)[一般動詞][O](Vの説明)
?(イントロ)[S](Sの説明)[一般動詞][O][O]
?(イントロ)[S](Sの説明)[一般動詞][O][C]
---
[分詞構文]
V-ing 〜,
〜ので (As S V ...)
〜ときに (When S V ...)
〜にもかかわらず (Although S V ...)
〜ならば (If S V ...)
V-ed 〜,
〜されたので
〜されたときに
〜されたにもかかわらず
〜されたならば
[倒置]
1%もない。文の先頭だけ見ればわかる。
否定語(Never,Nor,Not) + 疑問文のような語順
So 〜 that 〜 .
[Sの説明]
? 〜 S (ofなどの前置詞〜) V 〜
? 〜 S (who,which〜) V 〜
? 〜 S (名詞〜) V 〜
? 〜 S (that〜) V 〜
? 〜 S (V-ing〜) V 〜
? 〜 S (V-ed〜) V 〜
? 〜 S (to V〜) V 〜
? 〜 S (, ,) V 〜
※?同格のto
〜という名詞
The ability to 〜/ 〜する能力
[of]
○主格のof
動詞と主語の関係
The increase of population
○目的格のof
動詞と目的語の関係
The refusal of the offer
○形容のof (仮)
形容詞と名詞の関係
The politics of Japan
○同格のof
The habit of passive acceptance
〜という習慣
[名詞の前に置くから前置詞]
○The increse / of population
×The increse of / population
[Vの後]
S [be動詞系] C
S [一般動詞] (Vの説明)
S [一般動詞] O (VかOの説明)
S [一般動詞] O O2
S [一般動詞] O C
※O2は必ず名詞(the, a)
[SVOC]
Cは4種類。
?原型不定詞/to不定詞 (能動文の圧縮)する
?過去分詞 (受動文の圧縮)される
?V-ing (進行形文の圧縮)している
?形容詞/名詞 (SVC文の圧縮)だという
SはVする。何を?OがC {する, される, している, だという} 状態を。
[OC圧縮ルール]
? S' を目的格に。
? V' が一般動詞 → V' を原型 or to不定詞
? V' にbe動詞がある → be動詞を省く
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ある程度の基礎力がないと本書は使いこなせないかもしれない
しかし英文の構造について理解出来るので一読の価値は多いにある
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家にあった:英文解釈に必要な最低限のことが書いてある。これだけでは説明が足りないとは思うが、これから英文解釈をどうやればいいのかわからないという人にはわかりやすい本だと思う。
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どうも英文がスラスラ読めないので、受験英語の参考書を買ってみました。
うーん、自分にとってはいまいち・・・
浪人時代に、予備校で教わったことがそのまんまって感じでした。ちょっと懐かしくすら感じた笑
内容は悪くないと思います。確かに高校ではこんな英文読解のテクニックを教わらないですね。文章ごとの大意をつかみながら、前から訳していく感覚は長文読解の時に役に立つと思います。
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どんな人でも初見の英文が読めるマニュアル、を提示するもの。具体的には、文の先頭を12パターンから選び、主語の後のパターンを8つから選び、さらに動詞が3種類、動詞の後に目的語があればその目的語の直後の形が3パターン、これでどんな文でも読めます、大学入試問題で確認してね、というもの。
確かに主語は、目的語は、と言われても、そもそもどういうものが主語になりうるのか、どういうものは主語じゃないのか分からないことにはダメだと思う。さらに、名詞はモノの名前です、と説明することにあまり意味はなく、名詞はaやtheや所有格がついているものです、という構造から説明される方が実践には意味があるということに気付かされた。名詞の前にはイントロ、というのもいい。無意識でやっている英文解釈のプロセスを、構造(見た目)から簡単に意識化させてくれるものとして役立った。
でも初心者からすると、かえって12×8×3×3のパターンがあるのかよ、と思ったりしないんだろうか。あと例文として挙げられている大学入試問題は結構難しいと思う。というか文脈から切り離されていて読みにくい。文脈がなくても分かるような短文を集めたものではない。例えばTo have a judge change your name, you need to file a petition with the court.とか、え、何の話?というのが多い。入試で出されたどんな英文でもこのやり方で解けるのを証明する、というのは分かるけど、この本を求める初心者にはちょっと乱暴な気がする。(14/03/09)
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全高校の副読本にした方が良いくらい、素晴らしい本です。
英語の苦手意識がなくなります。
私の場合、「be動詞って何?」レベルから始めました。
SVOCさえ知らない状態でした。そんな自分が3ヶ月後には、
友人に、「お前、SVOCもわからないのかよ、そんなんじゃ、英文読めないだろ」
と言えるぐらいになりました。
正直、あまり勧めたくないですよ。
これを読むと、英語が読めてしまい、ライバルが増えてしまうから、、、、
とは、冗談ですが、そう言いたいぐらいオススメです。
俺が、馬鹿だから英語ができないんだ、という前に、この本を買ってボロボロになるくらい
読んでください。それぐらい素晴らしい本です