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ごめんなさい、こんなに笑った+共感した作品もなかなかないです。
あと、なんていうかこの人の書くもののことばのリズム感がきもちいい。
みっちり文字が詰まってて改行も少ないのに全然スイスイ読めます。
つか、「小熊のゾルバ」が気になってしょうがないんですが。。。
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この作品は正直言って「人間の屑」を表題にしたほうが良かった気がする。まぁ、それだとセールスに響くのかもしれないが、「人間の屑」の情けなさと笑いの要素はかなり秀逸だ。というか、「夫婦茶碗」の世界観は薄められエッセイとして再利用されているように見受けられるし、その分どうしても評価が落ちる。ただ、この後の作品、例えば芥川賞受賞作の「きれぎれ」なども、この作品あたりで評価されていたからこそ賞を取れたと思うわけで。あの作品は微妙すぎるし。まぁなんにせよ、町田康にまず入るならこの作品からがいいと思う。暴力性も抑制されていて日常的で自虐的な等身大の笑いがあり、とっつきやすいと思う
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好きや。この人の文体。たまらん波長の波でイイとこついてくる。
わりとどの話も設定が似てるので、この本だったかどうかは覚えていないのだが、無一文でジャンキーの主人公が、自分にどんな仕事が務まるかをあれこれ夢想するシーンがあったのだが、電車の中でその件を読んだときは、笑いこらえ死にしそうになったものだ。
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さすが。さすが町田康。思わずウフフと笑ってしまって思わずウヌヌと考えてしまってもう最高。彼独特ののらりくらりした口調がすごくユルくて心地いいです。つまり、好き。笑
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まねしたくなる文体。ニヤけるいいまわし。独特の世界観にメロメロ。読む人を選ぶので3点。町田入門書としてはベスト。
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金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する
最後の秘策。それはメルヘン執筆。こんなわたしに人生の茶柱は立つ
のか?!あまりにも過激な堕落の美学に大反響を呼んだ「夫婦茶碗」。
金とドラッグと女に翻弄される元パンクロッカー(愛猫家)の大逃避行
「人間の屑」。すべてを失った時にこそ、新世界の福音が鳴り響く!
日本文芸最強の堕天使の傑作二編
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はじめて町田康のエッセイを読んだとき、その文体のリズムに乗れなかった。芥川賞をとった、というので読みはじめたけれど、やはり入り込めなかった。が、ある日ふと読みはじめたら、つるつると入り込んでいった。こうなるとまるで中毒である。つぎつぎと読み漁っていったのは、いうまでもない。
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とても趣味のいい、かっこいい(ある意味では変わってるのかもしれないけど)友人の好きな作家なので、読んでみた。
独特の文章、言い回しに引き込まれる。
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金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する最後の秘策。それはメルヘン執筆。こんなわたしに人生の茶柱は立つのか?!あまりにも過激な堕落の美学に大反響を呼んだ「夫婦茶碗」。金とドラッグと女に翻弄される元パンクロッカー(愛猫家)の大逃避行「人間の屑」。すべてを失った時にこそ、新世界の福音が鳴り響く!日本文芸最強の堕天使の傑作二編。
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通学の電車でちょっとづつ
だいぶゆっくり読みました。
主人公が面白い。
独特な感じが個性的で
時に同感したりもして
非常に楽しかった。
あれだね、
時間を忘れるって
こういう事なんだね。
難しい漢字もあって
読むのに苦労した時も
あったけど楽しめました。
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期待しすぎたようです。人気がある作品と聞いていたのですが・・私にはわからなかったです。全く感情移入出来ず終わったという感じでしょうか
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初めて読む作風。そもそもバンド「INU」の元メンバーであり、芥川賞作家・町田康の作品を読むのは初めてだったが、衝撃のようなものを受けた。文章がパンクなのだろう。堕落というものを、この本で感じることが出来る。
堕落は堕落でも僕は『夫婦茶碗』より『人間の屑』の方が好き。
筒井康隆の解説も面白い。
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町田康と町田町蔵はどちらのほうが才能があるか?
海外文学に行き詰っていたときに読んで目が覚めた本。
とにかくこの人の言葉の流れにはまってしまった。
河内弁、いいなあ。
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貸してくれた方いわく、
「読みながら笑っちゃったょ。」
どこも笑えなかった。
駄目人間の生き様を書いた内容だった。
ストーリーもあるのかないのか。
よく分からなかった。
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リズムのある文体ですらーっと読めた。「夫婦茶碗」も「人間の屑」も、主人公はちゃんとした職に就かずふらふらしている。ふらふらしているけれど、自分なりにうんうんと悩みながら苦しみながら嘘をついて誤魔化しながら生活をしている。なんとかしようと決意をしてもすぐに揺らいでしまう。みんながしている当たり前のことができない。そのくせいろんなことにこだわりを持ってわがまま。本当に馬鹿だから笑えてしまう。小説で笑ったの久しぶりだったかも。
唐変木或は馬鹿。
これ、わたしのことを言われているみたいだな。
でも、わたしは卵の順番なんて気にしたことなかったけども。