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幼い頃からの不遇な人生に涙と、三成との係わり合いにどきどきしながら読みました!!
特に正宗のくだりのところは三成の痛いほどの気持ちの表れだし、三成に協力できなかった事に対する悔しさの涙や、死ぬ時に胸に置かれた正宗とかに胸を打たれました。。。
ただ服部半蔵は秀吉と一緒の年に亡くなっています。
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「秀頼はそなたの弟じゃ、くれぐれも頼むぞ」秀吉末期の言葉が秀康の耳に甦る。「なんとしてでも家康から豊臣家を守らねば」秀康は固く心に誓った。―家康の実子でありながら父に疎んじられ、秀吉の養子となった結城秀康。秀吉の薫陶を受け、その恩顧に報いようとする秀康に、危険を感じた家康はついに…。二人の天下人が父という数奇な運命を雄々しく生き、福井藩祖となった武将の生涯。
2010.7.19読了
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家康の次男で秀吉の養子である越前宰相・結城秀康を書いた本。実父に疎まれ続け、養父に対する親近感を覚える秀康。家康にとって常に「獅子身中の虫」であった彼の屈折した心と波乱の人生を描いています。
2008.6.16読了
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「秀頼はそなたの弟じゃ、くれぐれも頼むぞ」秀吉末期の言葉が秀康の耳に甦る。「なんとしてでも家康から豊臣家を守らねば」秀康は固く心に誓った。―家康の実子でありながら父に疎んじられ、秀吉の養子となった結城秀康。秀吉の薫陶を受け、その恩顧に報いようとする秀康に、危険を感じた家康はついに…。二人の天下人が父という数奇な運命を雄々しく生き、福井藩祖となった武将の生涯。
2003年5月14日再読
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家康の下に望まれない子として産まれる。幼少期は家康に疎まれ青年期には政争の具として秀吉へ人質として利用される。覇気は人並み以上だが関ヶ原では家康から上杉の抑えとして手柄を立てる事さえ奪われた。兄信康の切腹の時から服部半蔵には含む処がありながら最後に警戒心を解く処には説得力が不十分ではあったが全体では読み易かったです。