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紙の本

この本をわきに置いて仕事をしよう

2004/12/10 23:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 障害者基本法が改正されて、精神障害者も「障害者」として認められるようになって既に10年が過ぎたが、未だ身体障害や知的障害に比して社会参加の施策などは大幅に遅れていると言わざるを得ないだろう。それでも、僅かづつではあるが施策の充実が図られ、各地で多くの実践がなされている。その中でも、精神障害者が「働く」ということについて考えられる機会が多くなっているのではないかと思われる。
 その精神障害者が「働く」ことについての、極めて実践的な解説書が本書である。「働く」ということの意義に始まる理論編では、就労支援をする際の背景となっている職業リハビリテーションや職業準備性、職業評価などの理論が簡潔に語られている。第2部の実践編では、医療・保健領域から労働行政、実際に働く先である事業所の立場からと、精神障害者が実際に「働く」ことを考えていく時に押さえておかなければいけない事項が順を追って知ることができる。さらに第3部では各立場からの事例検討がされており、第4部としてQ&Aに各種データまで載せられている、まったく至れり尽せりのガイドブックである。この本を常に脇においてならば、自分が関わる精神障害者の就労支援の問題点を解決する方向性が見えてくるのではないだろうか。
 精神障害者の社会復帰と言うと、しばしば精神病院での長期入院者の退院促進と地域生活の援助のことを考えがちだが、単に社会の中で生活できるだけでは真の自立にならないのは当然のことであろう。自分の力で金を稼いで、自分の欲しいものを得るということは、私たちがこの世の中で生活していく上での大切な要素なのだから、精神障害者でもそれが叶うように援助することができるように何ができるのかということを教えてくれる1冊である。

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