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紙の本
継母との関係
2004/10/12 11:48
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投稿者:霞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
継母との関係は大変複雑で難しい。自分の子供のように愛しているのだけれど、どこかで子供に遠慮してしまう継母。自分の子供と同じように時には厳しく、時には優しく接する事が出来ない。そしてそんな自分がもどかしくなる。この作品に登場する継母も、そう言う自分をもどかしく思い、それでいてどうするべきなのか分からなくなっていたようだ。そして結論はただ静かに見守ろうと言う事になったらしい。私は別に自分の子供のように厳しく叱っても良いと思うのだけれど…そう言う事はどうやら難しいようだ。
一方、子供たちは継母がいつでも優しい事に苛立ちを感じているようだ。そして自分と継母の意見が一致しない時には「本当のお母さんではないからだ」と思ってしまうらしい。そして一瞬でもそう思ってしまった自分を恥じ、ますます内にこもってしまう。小さな時から継母に自分の子供同様の扱いを受けていれば、大人になってからでもそれなりに継母と上手に付き合っていく事が出来るかも知れない。しかし、ここに登場する二人はある程度大人になってから継母と出会っている。時期も悪かったのかも知れない。子供ではないけれど、大人にもなりきっていない時に継母を迎え、一緒に生活するようになったのだから。
この作品の最後の継母の言葉が大変感動的だった。大抵の継母はこのような気持ちを抱いているのではないだろうか。自分がお腹を痛めて生んだ子供ではなくても、同じ自分の子供としてその子を愛している。それに子供がいつ気付くかが問題だけれど…
紙の本
本当の愛
2004/05/22 21:59
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投稿者:Yan - この投稿者のレビュー一覧を見る
一週間後に継母の弟と結婚することになっているキャロラインが、
生き別れになっている実の兄に会いに
年の離れた弟とスコットランドまで出かける
早春のスコットランドは猛吹雪
遭難しかけた二人を助けた青年と恋に落ちて
キャロラインは結婚式を解消
一週間の出来事を速いテンポで書いているはずなのに
なぜか自然描写は鮮やかでていねいだし
人の言葉もそれぞれに意味があって
読み飛ばすとわけがわからなくなるくらい
内容が詰まっている。
冒頭のパーティーの部分で
継母の友人とキャロラインが話題にしている
スコットランドの農場主ケアニー
兄を事故で亡くして、ふるさとの家を手放すという青年オリヴァー
それが偶然にもキャロラインを吹雪の日に助けた人
よくできているけれど
○○ロマンスみたいに軽いお話ではない
子どものように何も知らなかったキャロラインが
スコットランドへの旅をする間に
弟や兄への愛情を強め
本当に大切な人が誰なのかを知ることになる
またキャロラインとであったオリヴァーも
自分にとって大切なふるさと、家族を知るようになる。
この二人の心のふれあいがとてもあったかくて
うれしい気持ちにさせてくれる。
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