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紙の本
ところどころ気になるところはあるけれど
2001/11/10 19:49
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投稿者:かがみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
海津明彦は育ての親である張龍全の命で、義兄の囲っていた北京語の話せるロシア人女が殺された理由を探りに梅県へ飛んだ。梅県の羅光雲のもとでも、全く同じ手口でロシア女が殺されていたのだ。しかし明彦は調査を進めるうちに、張龍全や羅光雲が何かを隠しているのではと疑い始める。
資料も充分読み込んで書いているし、エンドマークまでの牽引力もあった。中国の大地の茫漠とした感じもよく出ていて、主人公と一緒に途方にくれた気持ちにもさせられた。
しかし、しかしなのである。気になって仕方のないところを後から書き出してみると、いくつも出てきた。ネタバレになるので全ては挙げないが、例えば「くすっ」と笑うのではなく「ぐずっ」という笑い表記。鼻が詰まっているのだろうか。何回も出てきたので誤植ではなさそう。
黄色の半袖シャツに、オーバーオールの太った中年中国人女の不気味さを想像してはいけない。
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