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紙の本
作者の解答
2002/06/08 17:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Xdriver - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾作品を色々と読み漁ってみて、その引き出しの多さにはただ感心するばかりだ。いわゆる青春ミステリから館もの、果てはこのような理系ミステリに至るまで幅広い作品を送り出している。
ところでこの理系ミステリというものはかなりの曲者である。いわゆる理系の知識をちりばめるのだが、普通の人間が知らない知識を用いればアンフェアだと糾弾され、誰もが知っているものを使うと平凡だと揶揄される。つまり知識のみを与えるものでは小説として成立しないのだ。
この五つの短編は知識そのものは一般人の知らないものを使っているが、それをただ出すだけでなくそこから生じる驚きを前面に押し出している。突然燃え出す人間の頭、胸だけ壊死した死体、などミステリファンが聞いただけで喜びが沸いてくる現象の面白さ、それがあってこその理系ミステリではないだろうか。
学問とは驚きであるらしいが、ミステリも驚きであろう。
紙の本
人気シリーズ第一弾
2020/07/27 00:28
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガリレオシリーズの第一弾。すでに何回か読んでいますが、軽い物が読みたい時にはいい一冊です。ドラマも見ましたが、ドラマの湯川先生の方がずっとずっとカッコいい感じで、小説の湯川先生はヘンクツな変わり者の学者さんです。でも、ここから段々と湯川先生が福山さんに近づいてかっこよくなっていくんですよね~。第一弾は短編集で読みやすいので、電車のお供としても最適♪ドラマとは違って相棒は男性。その親友の草薙刑事とのやり取りも楽しい。
紙の本
探偵ガリレオ
2002/05/28 12:09
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投稿者:tallarico - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通では起こり得ない不可解な現象がからんだ殺人事件の5つの短編。
刑事の草薙が通称ガリレオ探偵といわれる友達の帝都大学助教授の湯川の知識に頼って次々と問題解決をしていく。湯川教授が物理学者ということから、普通ならお手上げの事件が、彼の科学的根拠に基づく説明で簡単に事件が解決してしまう。
どの話も科学的なトリックが施されているので、文系の私には実際には分からないが、理系の人が読めば納得のいくトリックなのだろうと思う。文系の草薙刑事のように私もトリックが分かったような分からないような感じなのだが、そこがまた面白いところだと思う。
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理系トリック
2001/11/26 22:08
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者お得意の、理系知識を使った連作短編ミステリー。現実には起こりえないような不可思議な謎が提示されるも、科学の力でアッサリ綺麗に解決されてしまう。読者に理系の知識がなければ、絶対に真相を見抜くことが出来ない。そういう意味ではアンフェアな作品ともいえなくないが、真相に素直に納得できたので、充分面白く読めた。