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ラスト、そんな終わりですか?とちょっと悲しくなってしまった。作品自体は、面白かったんだけれども・・ハッピーエンドにしてほしかった作品。
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こういう救われない話がたまらなく好きだ。男女の葛藤、思いがけない結末。どれをとっても一級品の小説だった。ただ、惜しむらくは背筋が震えるような、村山由佳特有の文章が少なかったように思う。
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自然描写がとても良くてアフリカの雄大な光景が行ったことがあるかのようにリアルに浮かんできました。ただ、こんな終わり方をしなくても…とても辛かったです。
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終わり方がやるせない。でもおもしろかったです。エロティック。
村山さんの本はたいてい図書館。天使の梯子早く読まないと!コーヒーシリーズも好き。
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雰囲気的に村山作品の中で、一番大人な雰囲気が漂う感じの作品。まず出会いの設定からしてロマンティック過ぎます!!
ベルリンの壁が崩壊される運命の日の夜。偶然なのか運命なのか、たまたまそこで出会ってしまった二人の日本人の男女。
相手の男性の連絡先は聞いていたものの、帰国してからも連絡する事なく別々の道を歩こうとしていた2人。だけど、飛鳥の友人である・祥子が偶然にも一馬の写真集の編集担当者である事を知るんです。飛鳥は徐々に一馬に惹かれて行くけど、なんと祥子も一馬に想いを寄せているためその事を告げる事が出来ない。
すれ違いを重ねながらも、飛鳥と一馬は想いあって結ばれるんだけど、そんな矢先に祥子が一馬との間に出来た子供を妊娠・・・・・。しかも、その生まれてきた子供が健康状態ではなく障害を持った子供だったりして、とにかく2人の状況は悪くなる一方。
ラストはお互い想いあっているにも関わらず、それぞれの道を歩む決心をするんだけど、どんなに成長して大人になっていても相手を想う感情までちゃんと管理出来るワケではない。
好きなのに一緒にいれない。好きだからこそ、一緒にいれない。そんな感情を物語を通して苦しいくらい感じさせられました。
決してハッピーエンドじゃないけれど、「こういう恋も素敵だな」って、最終的にはこれでよかったんだと思えるような作品。
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かなりドラマティックな感じに書かれてます。運命的な出会いですよね。でも誰も救われてない。みんな可哀想。だけどそれが新しい道へ続いてんだよなあと思いました。
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すごく色の描写が綺麗な作品です!!!これくらい惹かれ合うような人と出会ってみたいなぁ… ラストが悲しすぎて、泣けました…。
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濃密な交接シーン。「天使の卵」にもあったが、こっちの方がいやらしかった。読んでいてその気になってしまい、困ってしまった。
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こーれは本当に好きです!切ないですが、ものすごく。これほどどうしようもない切なさに襲われたのは初めてです。本当に村山さんはすごい作家だなぁと感じました。ものすごく切ない。やるせない。手になにかもてあましてしまっているような変な虚無感だったりもう読んだ後暫くは魂抜けますね。
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数々の村山由佳作品を読んだけれど、今のところ「野生の風」
が一番スキ。
感情移入してボロボロ泣いてしまった。
一馬の言葉、飛鳥の気持ち、どれも本当によかった。
色の魅力を感じたし、素晴らしい言葉たちでアフリカの大地が表現されている。
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ストーリーのラストのどんでん返しには???だけど、とにかく文章が美しい!1文1文、色や風、におい、触感、そんな色々が直に伝わってくる。五感全てを刺激してくれる文章の宝庫。アフリカのサバンナの景色や機織の布の色彩が目の前にありありと浮かんできます。
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色彩表現が豊かで想像しやすい。
大恋愛もの。とても切なくてボロボロと泣いてしまうが、でもとても好き。読んでいて、辛いけど。
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主人公が作り出す、染色の表現が素晴らしい。
文字の向こうに、無限の色彩が広がる。
情熱的過ぎて、止まることを忘れてしまった二人。
運命とは、皮肉でやさしいものなのかもしれない。
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染色家と写真家。偶然惹かれあった2人の芸術家が織り成す官能の炎。
結末がもう・・・村山さんの小説にしては珍しい終わり方ではないでしょうか?雰囲気は同じですけれどね。
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サバンナに行きたくなりました。主人公に感情移入しすぎて、読み終わった後にしばらく動けない程の切なさにみまわれました・・。