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エマおばあちゃん みんなのレビュー
- ウェンディ・ケッセルマン (文), バーバラ・クーニー (絵), もき かずこ (訳)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:徳間書店
- 発行年月:1998.7
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絵本
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紙の本
まるでグランマ・モーゼス!
2005/01/15 01:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ささぼう - この投稿者のレビュー一覧を見る
グランマ・モーゼスは70で絵筆をとり、101で亡くなるまで1000以上もの作品を残した…。2005年の始めに渋谷Bunkamuraで展示のあった、あの画家を思い出して、ますます素敵な気持ちになしました。
絵を描くのは自分自身も好きなので、こんなにのんびりと好きなだけ絵を描いてみたいなあ、と思うと同時に、今は子供達が煩いけど、それも幸せの大きなひとくくりで、静かな幸せを持つようになたっとき、今の賑やかな幸せを絵に描きたくなるのだろうなと思いました。
大切にしたい本です。
色も絵も、本自体が素晴らしい。絵を描きたくなります。
紙の本
趣味があるって素敵ですね。
2000/10/28 12:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
72歳で一人暮らしのエマおばあちゃん。
普段は、ネコと窓から雪をみたり、故郷を思い出したりのんびり暮らしています。
72歳の誕生日に、孫たちはお祝いに故郷の小さな村の絵を贈りました。
口では、綺麗だと言いつつ、心の中では、私が覚えている村とはまるで違うと思っているエマおばあちゃん。
それなら、自分の手で故郷の絵を描こうと決心します。
出来た絵を見比べてみると、全然違います。
孫たちが送った絵は、秋の物寂しい村の風景です。
でも、エマおばあちゃんが描いた村は、とても活気が溢れています。
一人で寂しかったエマおばあちゃんは、絵を描くことにより新たな生きがいを見つけました。
趣味があるって、素敵なことだと思います。
最後のエマおばあちゃんの表情は、とても生き生きしています。
紙の本
いきがい
2017/02/16 14:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
さみしかった、おばあちゃん。でも、絵をかくことでかわってくる。ほくほくとした、わかりやすいおはなしです。
紙の本
いつからでもはじめられるシアワセ。
2001/09/22 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まーしゃ@B◎◎KRACK - この投稿者のレビュー一覧を見る
心がぽっかりあたたかくなる絵本です。
エマおばあちゃんには、4人の子ども、7人の孫、14人のひ孫がいます。みんなが遊びにくるのを、おばあちゃんはとっても楽しみにしていました。でも、ゆっくりすることなくすぐに帰ってしまいます。だから、おばあちゃんはたいていひとりぼっちでした。
さびしいな、と思うこともありましたけれど、しましまねこの「かぼちゃのたね」相手におしゃべりしたり、かぼちゃのたねを助けに木に登ったり、のんびりとくつろいでふるさとの小さな村をおもったりしてすごしていました。そんなおばあちゃんを、子どもや孫たちは陰で笑っていました。
今日はエマおばあちゃんの72歳の誕生日。みんなはお祝いにふるさとの小さな村の絵を贈りました。「とってもきれいだこと」おばあちゃんはお礼を言いましたけれど、心の中では「あたしが覚えている村とはまるで違う」と思っていました。その思いは日に日に強くなっていきます。とうとうおばあちゃんは、おばあちゃんの覚えている「ふるさとの村」の絵を描くことにしました…。
淡々とした語り口のお話、あたたかい色彩の絵に思わず顔がほっこりするお話です。特に、おばあちゃんが絵を描き始めてからページでは、ページをめくるたびにおばあちゃんの絵が現れます。これがどれも鮮やかなあたたかい色彩の絵なのです。
歳を重ねてからも新しいことははじめられるし、楽しみのある毎日はとてもすてきだなと思わせてくれる絵本です。じわじわっとシアワセを感じられますよ。
【B◎◎KRACK】 No.99 2001/09/12発行