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バースディ・エナジーという占術ですが、算命学が土台になっているようです。
本書の特筆すべき点として、日の変わり目は午前4時説を採用しています。
年の変わり目が寅の月2月だから日の変わり目も寅の刻午前4時だという論法です。
自分の命式がしっくりこない時は前日の命式と見比べようと書かれています。
なるほど一理ありますが、少数派というか異端派ではないでしょうか。
ちなみに私は午前2時過ぎ生まれだから、本書の説によると一日前の命式ということになります。
私の実感では、1日前の命式では調舒星がなくなるのでしっくりきません。
やはり調舒星が2つある今までの命式の方がしっくりきます。
ちなみに蔵干の取り方は流派によって違いがあり、四柱推命の主流派の取り方では私の命式の傷官は1つになります。
私の性格は子どもの頃から調舒星そのものなので、調舒星が2つ出てくる算命学が一番しっくりきます。
第2章 生まれ月と日の特性から、自分を知れ。
日干とラッキーカラーで自分を知る占術。
月支によって四季に分類して解説。
ラッキーカラーを考慮しているところが特長。
この方の言うラッキーカラーとは、算命学でいう守護神法です。
算命学の一般的な調候守護神法は、日干ごとに12種類の月支の組み合わせで考えます。
つまり、10干×12支=120通りです。
しかしこれがややこしい。
気学だと相生は吉・相克は凶、と分かりやすいのですが、調候守護神法では剋する干が守護神になったりする場合もあります。
中には屁理屈や詭弁ではないかと思われる組み合わせもあって、一体どういうことかと信じられない部分もあります。
しかも、流派によって少し違うというケースもあり、そんなことを知ってしまうと一体何を信じていいのか不安になります。
喜多寺流カラーセラピーではザックリと大まかに四季に区切っています。
つまり、10干×4季節=40種類。
芸能人の結婚等の実例を挙げてズバズバと解説されています。
今となっては過去となってしまった記述なので、今見れば的中した記述も外れてしまった記述も。
そして守護神法については、自分で色々な事例を研究して自分なりの解釈の出し方を学んでいくしかないと思います。
第3章 才能を見つける。これが、答えだ!
天中殺や陽占の星から仕事の適性を見つける方法を色々と。
第4章 実践!仕事のテクニック
支で年運・大運を見る方法・相性の見方など。
第5章 生まれ日の干支、60タイプの基本説明
以上、芸能人の実例を挙げてバンバン解説されています。
具体的で実践的な本だと思います。
http://iching.seesaa.net/article/464750563.html