わたしのすきなやりかた みんなのレビュー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ルリノツキ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「ぼくのすきなやりかた」のレビューにも書きましたが、
「ぼくのすきなやりかた」
「わたしのすきなやりかた」
この2冊の絵本は2冊で一つのペア絵本です
男の子とお母さんのやり方が
それぞれの絵本とリンクしながら同時進行で進んでいきます
同じページ数、同じ配色の同一場面で、
考え方やり方の違いをそれぞれに提示していきます
斬新でとても楽しい試みだと思います
是非2冊セットで見ることをお薦めします

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：まーしゃ＠Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　飾らない「おかあさん」の気持ちや好みが、さりげなーく描かれている本です。

　「わたしのすきなやりかたとしては」ではじまり、食事や生活の作法や趣味・嗜好が子どもに説明されています。「わたし」はおかあさんのこと。「…ということなんだけれどね…」で結ばれる文は、けっしてその通りに子どもがするわけでもないってことを重々承知の上です。あくまでも「わたし」の「すきなやりかた」でしかないんだよね。

　この本のおかあさんは、ときどきお部屋にとじこもったり、本を読んで思いきり泣いたり、おせんべかじりながら楽しく電話したり、と自分の時間も楽しみます。自分を「わたし」といってることからもわかるように「自分」を持ってる人なんだよねー。

　もちろん、「あいするものをえがく」こともすきな「わたし」は、子どもをモデルに絵を描いたりもするんです。子どものほうはというと、「しょーがねーなー」とつぶやきながらもまんざらでもないって表情。

　子どもに対しても「おかあさんは…」ではなくて、「わたしは…」って言える関係っていいなーと思います。

　姉妹編『ぼくのすきなやりかた』では、子どもの気持ちや好みが描かれます。２冊並べて楽しむと楽しさ倍増！かも。

【Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ】 No.82　2001/05/09発行

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：Otto　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

わたしのすきなやりかたは、こうなんだ、とたんたんと語っていく。子供に強制するわけでもなく、あくまでも「わたしは、」と語っていくところが良い。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あのね、
わたしのすきなやりかた　としては
えいようまんてん　バランスのよいしょくじ
ということ　なんだけれどね……

わたしのすきなやりかた　としては
いつもせいけつ　すぐせんたく　ということ
なんだけれどね……

と、食事の仕方、洗濯、お絵描き、楽器の演奏、日常の中のあらゆることへの、母親の好みやポリシーなどを描いた絵本。
子供が読むと、「うちのママも、そうそう」とか、いうんでしょうか。
一般的な「母親」というものが考えそうなことが、盛りだくさんです。

この本だけ読むと、「絵本で大人（母親）の気持ちをせつせつと訴えなくても」と思ったり、なんだか物足りない気持ちになったりしますが、この本には、姉妹篇『ぼくのすきなやりかた』があります。
こちらは、子供側の好みや考え方を描いた絵本。
あわせて読むと、考え方の違いが浮き彫りになっておもしろいです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：かれん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　この絵本だけ読んでも　子どもたちはきっと面白くありません。
『ぼくのすきなやりかた』と一緒に読むことをおすすめします。

ここの「わたし」はお母さんのこと。
わたしのすきなやり方としては…いつも清潔、物事はコツコツする、
栄養満点バランスのとれた食事…と　
子どもたちが毎日、耳にタコが出来るほど言われている事が永遠と書いてあります(^^；
「ぼくのすきなやりかた」は、そのお母さんに対しての反対意見。
どっちの言い分もわかります。お互い妥協したくないよね〜〜（笑）