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●2009年9月末読了
「パパは受験生」「ママは国際スパイ」「姉さんは悪女」「叔父さんは大泥棒」「もう一人の一人っ子」「従妹は我が分身」「私のパパとお父さん」の全7編。
それぞれが独立した話で、一つの家族の物語というわけではありません。
個人的に一番好きだったのは「叔父さんは大泥棒」「もう一人の一人っ子」
両親の不在中に現れた叔父さん。理想的な叔父さんなのに職業不明、どこか不思議な雰囲気な叔父さん。
そんな叔父さんが実は大泥棒だった!?ってお話の「叔父さんは大泥棒」
父が最後の時に残した女性の名前。どうやらそれは浮気相手の名前などではなく、隠し子の名前らしく――というお話の「もう一人の一人っ子」
全体的に家族というものに焦点を当てた作品ばかりで、家族の絆を感じたり、家族とは何かを考えさせられたり。
そういやおばあちゃんとかなかったな―――なんて。
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さまざまな家族にまつわる短編集です。
1つの家族の,親族関係ではないところがいま一歩かも。
受験生,国際スパイ,悪女,大泥棒など,抱腹絶倒の物語の数々。
通勤電車で読むのによいかも。
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それぞれに問題をかかえた家族の話。
せつないけれどやさしくて温かい。
もう一人のひとりっこと、ぱぱとお父さんの話がすき。
人間て、捨てたもんじゃないよなあ。
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最近読んだ赤川次郎作品の中では少し物足りない。
面白いことには変わりないが。
ーーー
万年係長だったパパが、会社で課長昇進試験を受けることになり、曾根一家は大騒ぎ。家族全員の協力のもと、三か月間の猛烈な受験勉強を経て、いよいよ試験当日をむかえた。しかし、試験直前に思いがけない出来事が……!? (「パパは受験生」)
「パパは受験生」「ママは国際スパイ」「「叔父さんは大泥棒」など、普通の家族の「誰か」を巡って大事件が発生! そしてそのとき家族はどうする? 家族の絆の意味を問い直す、連作短編集。
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H29.08.11 読了。
もう10年以上前に、なんとなしに小説を読んでみよう!と
買ったのがこの作品。
ずっと忘れていたが、たまたま本屋さんで発見し、再購入。
読んでみると、全然懐かしくない。
前に買った時は最後まで読んだのか?謎。
個人的には苦手な短編集。
色んな、そして個性的な家庭環境・家族構成なお話。
双子の話が印象的だった。
ちょっとしたミステリー。
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万年係長だったパパが、会社で課長昇進試験を受けることになり一家は大騒ぎ。
「パパは受験生」「ママは国際スパイ」「叔父さんは大泥棒」など。
家族の大事件に際して家族はどうするのか。
全体的に良い話系。
少々物足りなかった。
(図書館)