紙の本
恋愛のカタチ。
2003/08/28 00:48
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投稿者:かず吉。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずこの本に惹かれたのはこのなんとも村山さんの本らしくない
装丁だった。このメルヘンチックな色合わせの装丁。どうしたんだ!?
でも、大丈夫。この「夜明けまで1マイル」は村山さんらしさに
溢れている。
この本を読んでいて考えたのは、恋愛のカタチについて。50億人
いたら絶対にそれぞれ微妙に違っているであろう「人を好きになる」
ということについて。誰もが不倫はしちゃいけないって分かってる
けど、でも結果的にそういう事態になっちゃうこともあるし、ずっと
片思いし続けて、何もできないまま終わってしまうこともある。
「夜明けまで1マイル」という、それだけでちょっとせつないこの
タイトルの本の中にはまた、村山さんの得意なせつなさがたくさん
詰まっている。なんだか、すごく小説的な恋愛がドラマティックに
展開されるわけではないけど、等身大なだけに共感出来る。そして、
自分らしさについても考えさせられた。「これが私だから」って
変わろうとしないことは怠慢なんじゃないか・・・?っていう内容の
文章が僕の心でぐるぐるう渦を巻いている。自分らしさってなんなの!?
とびっきり丁寧に入れた美味しいコーヒーを片手に、秋の夜長にぜひ
読んでみて下さい。そして、過去の恋愛に、現在進行形の恋愛に、
自分らしさについて、想いを馳せるのもいいですよ!
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いかにも青春小説って感じ〜。
これも主人公男×年上女パターンだったのですが、正直これに出てくる「年上女」はあまり好きになれませんでした、身勝手ぽくて。(2004/10/26)
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教授と学生。
これはフリンなんかじゃない、恋だ。
僕らの青春は、ちぎれそうだが、真っ直ぐ走るしかない・・・・・。
運命の恋なんて、ない。
ただ恋か、恋じゃないか、そのどっちかなんだよ。
(帯より)
涯とうさぎの物語だという風に読みたい。
不倫というものに理屈ではない生理的な嫌悪を覚えるので、マリコさんと涯との関係に感動はない。
お互いがお互いを必要とする時に必要とするだけ心を寄り添わせていてくれる。
涯とうさぎなら、そんな二人に きっとなれると思う。
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主人公の涯くんほど強く誰かを思ったことがないのでその苦しさや切なさはよくわからないけど、寂しさから始まる恋もあると私は思います。
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好きな作家さんの一人、村山由佳さん。作品は年の差恋愛が多いです。今回は大学の講師と学生。もちろんそれだけの作品じゃないんですけど。
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ちょっと年齢低め青春モノな感じで、村山由佳っぽさはそれほど感じられなかったです。バンドものと青春モノは好きなのでそれなりに面白かったです。
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登場人物たちがとても魅力的な恋愛小説。切ない話とも違って読み終わった後すごくいい気持ちになれた。高校のときに読んだが主人公たちと同じ大学生の今もう一度読みたい作品。
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どんなだったかな〜。これも村山由佳さんの恋愛小説。約2日読むのかかったけど、良い話やったことは確かです。おすすめします。
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高校生の時に読みました。
「すべての雲は銀の・・・」の後に読んだ作品だったので
ついつい「すべての〜」と比べてしまい、あんまり
印象に残らなかった作品です。
今は読み返す気もしないしなぁ・・・。
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なんだかドラマみたいな青春ストーリーだなぁ。と思いました。
どんどん何かが起こっていくので途中疲れさせない書き方してると思う。
これも、誰もが1度は夢見てたことのあるだろうお話。
だけど先生不倫はいけないよ?笑
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教授と学生。
これはフリンなんかじゃない、恋だ。
僕らの青春は、ちぎれそうだが、真っ直ぐ走るしかない…。
僕たちそれぞれ、忘れられない恋!最新青春恋愛小説。
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村山さんは年上と年下というのが好きなのかな?
村山さんの作品はすごくおもしろい!というわけではないけれど、呼吸が自然で読みやすいです。ストーリーも、何となく掴めてきたので私は安心して読めます。
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『涯はさ、恋してたのは自分だけだったなんて言うけど、そんなのどうしてわかるの?恋に決まった形なんかないじゃない。寂しくてする恋だってあるよ。もしそうだったとしても、そんなの誰にも責められないよ。』
その通りだったらいいなあ…
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大学の教師と不倫をしているところを幼馴染に見られる。
彼女は口外するつもりはないらしい。
しかし、彼女にその恋は本当に間違っていないのかと聞かれ…
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「天使の卵」系列の青春小説。年上の既婚女性と恋愛関係にある大学生の主人公は、バンド仲間の年下の子も幼馴染で気になる。村山さんの心理描写とかセリフ、説得力がありそうで浮くんですよね〜、まぁ、僕がオジンのせいだろうな(爆)
俗っぽくありふれた内容も、何となく乗せられてしまう。わりと過激なシーンも滑らかに感じる。けっこう楽しく読めました。しかし・・・やっぱ羨ましい、青春、カムバック〜