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最近読み応えのある本ばかり読んでいたので、この本のあまりの軽さに物足りなさを感じました。書いてあることも別段新しいことでもなく誰でも思っているようなことばかり。正直、面白くなくてかなり不機嫌になりました。面白くないなぁと思いながらも読んだ本は最後まで読もうと変に頑固なところがあるので、頑張って読みました。
それで、最後の「世界一愛すること」という章で救われたのです。あぁ、ここまで読んでよかったかもな、と。それまでは最悪でした(笑)。
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お腹を抱え、頭をからっぽにして笑えるテンコモリエッセイ集。
すばらしいのはアベレージの高さ。ハズレがないから安心して買える数少ない作家。
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1月9日再読。原田さんはエッセイの方が小説よりも好き。おかしくて、ついつい笑ってしまうので、電車などではちょっと読めない。
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久しぶりに原田さんのエッセイ読んだ。カオルコさんも書いてたけど、かっこわるいところから逃げないでそれを書けるっていうのはすごくかっこいいなあって思う。
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エッセイの中でもこれは特に好きかも。
めんどくさくなりがちな家族のことや、
ちょっとダメなところや弱さをも
さらけ出せる強さがステキです。
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以前ルームメートになってもらった、タミさんが、日本からお土産として持ってきてくれました。
「何でもいいから本をください」って言うお願いは、結構残酷でしたね、曖昧すぎて。
それでもこんなに面白い本を持ってきてくれて、本当に感謝です。
こういうエッセイ調の本は自分では絶対手に取らないので、たまには他人に選んでもらうのもいいですね☆
ちなみにもう一冊の、ビート武著の本はあまりにつまらなくてタイトルすら忘れました。すいません。
内容は著者の家族について、多分どの家庭にもあるあるwwwという内容が、面白おかしくかかれてます。
普通のことをこれだけおかしく書ける著者の才能は大したもんです。
はるぴーもかなり笑ってました。
アメリカ一週旅行の1/3行程を救ってくれた、価値のある一冊です。
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楽にせよ絵画にせよ文学にせよ、世に言うアーティスト・文化人はその作品でかつてこれまでに多くの人々を魅了してきた。メロディーの美しさや色彩感覚、言葉の響きなどは、それぞれの芸術家一個人の人間性から生まれてくるものだと思う。それだけに、多くの人を惹き付ける作品を生み出す芸術家は、それだけ魅力的な人格を有しているのではないだろうか。と、まあ堅苦しいこと書いてみたけど、これって結構真実だと思う。曲はいいなあと思うアーティストでも、ライヴのMCとかでキライになっちゃうこととかあるしね。
この作品を読むと作者の人情味というか温かさがひしひしと伝わってくる。普段おどけた語り口で話が進むぶん、ときおり顕われる人情味を秘めた鋭さにはっとさせられる。多少なりとも現実を脚色しているのだろうが、作者の人柄がよく出ている作品。家族編、恋愛編、青春編に分かれている。
千の言葉よりも、一球のカーブ。
これだけで息子というのは父親を尊敬してしまうものである。
やっぱカッチョ悪い恋愛をいくつもしないと、人間の輪郭がしっかりしてこないのではないか、というのがぼくの持論である。
こういう二人を祝福しない神様なら、そんなものはこっちからお断りである。
愛があっても、どうすることもできないことが世の中に存在するのだと悟るべきである。
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キングオブエッセイによる代表作、と言っていいのか。家族、青春、恋愛など、多岐にわたって描かれる軽快なエッセイ集。この文体が読みにくいというのなら、どんな文章も読めないでしょう。男が家族をテーマにエッセイを書く場合、ダメオヤジになりきって書くことで、周りの面白さが更に際立つという典型である。2013年に覚醒剤所持で逮捕されてるそうなので、恐らく一般書店からは消えたかもしれませんが、あいにく古本屋にはたっぷり置かれているのが原田作品であります。事件ウンヌン関係なく面白いものは面白いという人には、間違いなくオススメです。今後は中島らもみたいなスタイルで行くのかねえ。