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紙の本
人間のあたたかさに思わず涙!
2006/03/11 06:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生になる子供から薦められた本です。
本の存在は以前より知っていましたが、今回読み本当に良かったと思ってます。自分の障害者に対する見方・感じ方・思いはかなり偏っているということを痛感しました。もし自分が乙武君のそばで生活していた時に、彼のそばにいた人達と同じ振る舞いができたのだろうか?お父さん・お母さんの様に接することが出来たのだろうか?先生の様に、同級生達の様に出来たんだろうか?
乙武君自身の凄さは筆舌に余るが、その周囲の暖かさには、新幹線で読んでいて思わず涙するほどでした。人間で捨てたもんじゃないなぁ。改めてそう思いました。
良い本と出合うことができて本当に良かったと思います!そういう意味で子供に感謝!感謝!!
紙の本
思っていたより読みやすい!!
2004/02/14 20:39
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投稿者:あいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が明るいし前向き! 言い方が悪いかもしれませんが、五体満足の私でもこんなに前向きになれるかな?って思いました。五体不満足にうまれてきたからって乙武さんは不幸となんて思ってないしむしろそれが当たり前になっている…。そう考えられるのは乙武さんのご両親のすばらしい教育によるものかもしれませんね…。
紙の本
小学生におすすめ
2003/09/02 10:14
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投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、かわいそうなお話じゃない。
自然体で書かれていて、読みやすい。
一人の人間は、何かその人にしか出来ないことがある、だからそれを探している。
メッセージが分かりやすいところがいいです。
とにかく、底抜けに明るい。極々普通の男の子。同情とか、偏見は、いらない!!
バスケや、映画の撮影に、没頭したり、予備校に通っていたり。
本当に、普通に生活を送っているんだー! 特別のことは、何もないんだー!
だから、かわいそうだなんて、思わないで…
この本を読んでオトちゃんは素直なお兄ちゃんという感じ。
これからの子供たちには、当たり前に思って欲しい。
バリアフリーとか、ユニバーサルデザインとか、それが当たり前にしていくのは
これからの子供たちなんだから…
紙の本
感動がいっぱい詰まった本です!
2002/07/03 13:36
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投稿者:斑鳩の里より - この投稿者のレビュー一覧を見る
先天性四肢切断という生まれつきの障害を抱えた著者の生き方が
この本でリアルに描かれ多くの感動を与えてくれます。
この本を読む対象は、小学校4年生以上で習う漢字にはおおむね
読み仮名がふっているので小学校高学年から読めそうです。
全体の構成は、第1部 幼児期・小学校時代 車椅子の王様、
第2部 中学・高校・予備校時代 全力疾走、第3部 早稲田大学
時代 心のバリアフリーの3部構成で成り立っていてさらに細分化
されています。
この構成は著者の成長の段階というか転換期によって分かれていると
思われます。
僕が感動したのは、生まれつき障害があるにもかかわらず障害者として
生活するのではなく普通の一般的な生活をしていったことや、そのような
方向づけをした小学校の恩師である高木先生の教育の仕方です。
この高木先生のような「真の厳しさとは、真の優しさである」という
教師像は、今の熱しやすく冷めやすい子どもたちの教育にぴったりである。
この時期の人間形成がいかにのちのち大きな影響を与えるのか、この本
を読みすすめるとよくわかると思う。
この本を多くの人に読んでもらいたいと思う。
紙の本
すごいすごい!まだ読んでいない方はぜひ!
2001/11/16 21:37
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投稿者:ginpei - この投稿者のレビュー一覧を見る
手も足もないのに自分を身体障害者だと意識せずに生きてきたなんて、なんて前向きで楽天的で、行動的な人なんだろう。生徒会や、部活動、受験やいろいろな講演。すごい。すごい。一番最後に書かれた「心のバリアーフリー」はとても納得出来る。そうどんな人だっておしゃれはすべき。身障者だからかわいそうなんてことはない。性格的に合わないのは健常者も身障者も同じ、同情してつきあう必要はない、ひがむ身障者がいたら「性格がわるいんだよ」と言ってやって欲しい。とバッサリ。すごく気持ち良い。
紙の本
書評ではなく、感想になってしまうんですが……お母さんがはじめて対面した時、かわいいという言葉が出てきたことにすごいと思った
2001/03/06 09:58
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投稿者:みーちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し、まわりが思ったいることよりも、ずれた感想かな。親とか周囲の人とか、自然に受け入れていてそのことの方が、アアよかったなあ、と思った。自然ということが、何より大切だったんじゃないかな。この家族自体が前向きというか、普通というか……不憫がるのは社会の押しつけで余計なお世話というか……なかなかさっぱりとした文章で読みやすかった。
紙の本
五体不満足
2001/02/19 00:17
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投稿者:孫悟空 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初発売された時の感想はたぶん身体障害者の方の手記だと思っていました。そして友達からこの本を書いた乙武さんは生まれながらの手足のない人だよと聞かされて驚きを隠す事ができませんでした。私自身内臓疾患と20年以上闘ってきている人間だし、回りには白血病などで亡くなっている人もたくさんいるからよほどの事がない限り驚きはしない人間です。
本を読んで全般的な感想として家族特に母親の行動、乙武さんの精神力の強さにはなんとも言えません。圧倒されました。
わたしはこういう家庭あるいは母親の教育があれば現在社会問題になっている少年事件とか幼児虐待などは解決まではいかないけど半数以上激減するのではないでしょうか?
また慢性疾患の病気と闘っている人達にへの勇気づけるメッセージでもあると思います。私自身乙武さんを見習いかつ負けないようにがんばるぞという気持ちになった一人です。
この本をひとりでも多くの人が読んでひとりでもいいから勇気をもち克服していただきたいと思います。もちろん身体障害者、慢性疾患に限らずあらゆる方面の人達が…。
紙の本
自分のなかで何かが変る・・・そんな作品に出会った
2000/11/15 15:47
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投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る
先天性の障害で、生まれた時から上半身しかない著者の自伝です。
帯にはこう書いてありました。
「障害は不便です。だけど、不幸ではありません」
「感動は求めません。参考にしてほしいのです」
この言葉に惹かれ、買いました。
「本当にこんな人がいるの?」読んでいくうちに、段々と疑問が生まれてきました。
ただし、ここでいう「こんな人」とは、その身体的特徴ではなく、著者の精神面を指しています。
これほどまでにポジティブな人を、私は一人も知りません。
作中、何度となく出てきた言葉があります。
「僕は、自分のことを障害者として認識したことがなかった」
これはおそらく本当なのでしょう。もちろん、自分が障害者だと全く分かっていないわけではありません。
彼が言うのは「障害者だからといって、出来ないことはない」ということです。
だから、小学校では、ドッチボールに夢中になり、運動会には積極的に参加し、
中学ではバスケ部に所属(!)そして、選手として試合に出場。
もう一度確認します。彼は、上半身に、ごく短い足と手がついているだけなのです。
バスケの試合に、電動式の車イスを使っているわけではないのです。
そのごく短い足と手を使って、試合に出たのです。そして遂には、名門と言われる早稲田大学に通っています。それも、アメフト部。
もちろん、自分一人の力で、ここまで出来たわけではありません。同級生、先生、ご両親・・・。彼は、彼をとりまく環境に支えられたことも事実なのでしょう。
ここで注目すべきは、彼自信の頑張りも勿論のこと、この環境についてです。
例えば、ドッチボールでは、彼がボールを持ったら、周囲にいるクラスメートは、何歩か近づかなければいけないというルールを自分達で作りました。
先生は、彼に出来ないことがある代わりに、彼しかできない特別な仕事を与えました。
ご両親は、彼にとっては危険なスポーツであるバスケ部への入部を暖かく見守りました。
こういう環境があってこそ、帯の言葉に真実があるのです。
そして、こういう環境が当たり前になったとき、現在における学校問題や社会問題のいくつかは、確実に解決していくのではないかと思います。
本当にこの作品は、時間をかけて読むだけの価値があります。 とにかく読んでみて下さい。
自分の中で、何かが変る。そんな気がします。
紙の本
私はそこまでできない
2017/10/15 22:19
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんて前向きなんだろうと思いました。私はきっとそこまでできないと思います。ここまでできたら人生怖いものなんてないだろうな。そんなことを想いました。
紙の本
障害を乗り越えるとはまさにこういうことでは?
2001/03/28 13:10
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はこの本を読む前に、もしかして感動して泣いてしまうかも、くらいの気持ちで挑んだ。でも泣かなかった。それはこの本が感動的でない、というのではない。でも読んでるうちになぜ泣く必要があるのかわからなくなった。
筆者は手と足がない。しかし聡明な頭脳と、活発な性格で、そのハンディをいとも簡単に乗り越えている。手と足があっても不幸な人間はたくさんいる。それに比べたら彼はよっぽど幸せだ。手と足の代わりに彼にはそれを乗り越える力がちゃんと備わっている。神様は平等なのかもしれない。
この本を読んで必要以上に騒ぐことこそ、実は差別なのかもしれない。この本をある一人のパワフルな青春記としてとらえられるような感覚こそ、求められるものではないか。
ただ単に「障害があったのにすごいわねー」というお涙ちょうだい的な感動にとどまらずに、ここまで考えさせた点で本書は格別素晴らしいと思う。
紙の本
障害は個性。人の価値観は1冊の本で変わる
2001/01/18 16:13
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投稿者:shigeshige - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつて自分が通う西早稲田キャンパスで有名になる前の乙武氏とすれ違ったことがある。正直心に動揺が走った。どう受け止めてよいのか解らなかったのである。しばらくして話題になり、あっという間に超有名人となってしまった。この本を読んでみて納得。健常人がどう障害者と接すればよいのか見事に書かれている。★障害は個性である★ それから自分は街で障害者の方と出会っても動揺することはなくなった。つまり乙武氏はこの本で健常者と障害者の隔たりを取り除くことに成功したのだと思う。だからこそこれほどまでのベストセラーとなった。卒業式の日壇上に上がり総長より表彰を受ける乙武氏がいた。ひとつの偉業を達成した彼を誇らしく思うと同時にとてもうらやましかった。