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紙の本
がってん!
2001/07/30 09:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
落語家のひとのものさしで、この世間をはかってみたらどうなるのか? まわりくどいことや面倒なこと、いっさいなし。それはもう、まっすぐで丈夫な定規です。表紙の竹のものさしそのもの。
自分なりのものさしは必要だけれど、それ、曲がってませんか? 自分が持っている曲がった定規をながめつつこの本を読むと、いつのまにか背筋までまっすぐになるような気がしてきます。
紙の本
毎日新聞に今も連載中。これとあれがあるから毎日新聞読みますね。
2001/11/22 00:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしが好きな「と学会」もこの本にはなかなかツッコめまいて。だって、ほとんど自分の考えとか感想とかばっかりですから。たまーに事実の記載もあるから、「記憶違い」くらいでほじくれるとこもあるかもしれないですが。いや、本論としては、この本面白いです。「ためしてガッテン」の司会と言えば皆様ご存知の立川志の輔さんの書いた本(というか新聞コラムの単行本化)です。この人なにが「エライ」かというと、落語家として、落語をしっかりやる(自分で例会やってるし)し、TVの司会もやってるし、あとコントとかいろいろ「お笑い」やってるんですね。そこらへんのエネルギーと言うか姿勢と言うか、パワフルですわ。しかし「時には落ち込むこともあるし」とか「タバコやめられなくて」とか、そういったことも書いてあったりもする(たしか少し前に禁煙に入ったと書いてあったかな)。「自分レベル」で世の中のよしなしごとに意見を述べているのですね。だからわかりやすいし、おもしろい。ま、なかには読者である私とかちょっとくらい意見の相違もありますが。当たり前ですわね。
印象に残ったのは「場の力」論です。ホールとか劇場、ライブハウスといった「場」なんですが、そこには「それまで出演した人々の力が込められていて、それはその舞台にたつと、感じられる」んだそうです。じゃ、新しいとダメかと言うとそうでもないらしい。そこらへんは「感じ」ですから。つまり「自然、お話しができてしまう、やりやすいというかやってしまう」ところと「やりにくい、しらけたような」ところがあるようです。わかりやすい例では「地方で作った箱モノとしてのホール」は「お稽古事の発表会が主な用途」だったりするので、そういうところは「力が弱い」そうです。反対に渋谷にあった「ジァンジァン」というライブハウスは、音楽系からお笑い系からいろんな人が力入れまくりでやってたところなんで、「すごく、力を感じる」ところだったんですって。でもそういったことを感じられるのも「場数を踏んだプロ」ならではなんでしょうね。タイトルの「ものさし」というのは「価値観」と言い換えていいのかな。そういった本です。
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