紙の本
ひと夏の誘拐
2020/06/14 00:01
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になれないタカシと、大人びたハルとの距離感が程よいです。海辺の旅館から山の上の宿坊まで、旅の風景にも癒されます。
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夏休みの第一日目に私はおとうさんにユウカイされた…!
物事は何でも思い通りになるわけではなくて、自分の気持ちだけでは駄目なこともあるのだと知った、そんなちょっと大人になるはなしだと思いました。
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どこかさめている主人公ハルの視点がリアル。彼女に共感するより父親のダメダメ感やハルの叔母のエピソードに共感するワタシももう大人なんだなぁと思った次第。
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離婚したお父さんに誘拐された、小学5年の少女と父親のひと夏の旅。感情を上手く表現できない二人が少しずつ心を通わせていく様がほほえましい。一つ一つの出来事が楽しく読めた。ただ、最後の最後期待していただけに、ちょっと空振り。結局、要求って・・・?
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これすき。角田さんの作品の中でも、(個人的に)すごく上位です。関係ないけど、おとうさん→山口祐一郎・神林→沢村一樹ってかんじ。
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もう一度読んでみようと思う話。小学生の頃に読んだけど、いまいちわけが分からなくて途中でやめてしまった話。
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うーん、どうなんだろう。私としては主人公の子も歳離れているし、共感できるのは少なかったかもです。お父さんとの微妙な関係はうまく描かれていたと思います。
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中学生へすすめたい百冊、という企画に入っている本です。
別居している父とムスメの妙な感じ、温かい感じがさわやかでした。
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2007年6月22日読了
小学生が、別居している父親にユウカイされるお話。といっても、ほんとうに誘拐されたわけではない・・・?
「もう自分は子供ではない」と思っている子供と、子供とコミュニケーションをとりたいと思う父親の関係、まさにこんな感じ。
これは児童文学らしいのですが、これを小学生とかが読んで、理解できるのかと不思議に感じます。
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実の父親に誘拐された女の子。誘拐目的は何なのか?誘拐犯の父親と旅をするうち、変わっていく。
最後まで誘拐目的が何だったのかわからないのが歯がゆい。
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お父さんに誘拐される女の子の物語。
このお父さんは、じわっと効いてくる良さを持っている人だが、それはパッと見えるものでない。女の子自身もお父さんの良さをはじめはあまり認識していないかのようだ。それが一緒に旅をしていくうちに見えてくる……。
作成日時 2007年12月27日 20:22
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随分前に買っておいて、読まずに本棚に眠っていた本。
本の表紙の絵のように、爽やかな父と娘の話だった。
きっと違う作家の人が書いたなら、
この複雑といえるだろう家庭環境に、
もっとどろっとしたを感じるのだろうな、と思うけれど。
登場人物の父親も主人公も、少々複雑な関係の割には爽やかだった。
そしてそこがとても好きだった。
何気ないシーンの描写がとても素敵だった。
暗い夜の海で、二人で手を繋いで浮かぶところとか。
このお話は、最後まで父親の誘拐の目的が明かされていない。
だからこそ、希望は絶たれず、きっとまた家族みんなで暮らす日々が
遠からずやってくるのだろうと信じたい、と
読み終わった私も清々しい気分になった。
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生徒の読書感想文を読んで気になった本。
離れて暮らす父親が夏休みの間娘を誘拐して、
2人でブラブラ旅をする物語です。
海に行ったり、宿坊に泊まったり、野宿したり、
本当にいろいろな冒険をしていきます。
児童文学ということで、ラストはやや教訓的ですが、
すっきり終わっていいと思います。
ただ、結局父親が誘拐を思いついた真の真相が
分からないままなのが残念・・・
(母親と何か取引をしているとは書かれていますが。)
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読み方間違えた。ダメ親父との旅そのものに着目すべきで、取引の全容だとかそのあたりは気にしちゃいけなかった。
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ひと夏のダメな父と娘の逃避行。ほんとにダメな父。でも、それだからこそ二人の結び付きが深まっていく。夏が終わる寂しさが感覚的に身体に染み込んでくる。