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壮大な新世界 21世紀の進歩と衰退 みんなのレビュー
- ウィリアム・クノーキ (著), 成毛 真 (訳)
- 税込価格:2,530円(23pt)
- 出版社:講談社
- 発行年月:1998.11
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紙の本
1999/2/22
2000/10/26 00:16
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投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、先端技術分野を専門とする米国の投資銀行「ハーバードキャピタルグループ」の創業社長。急ピッチで進む情報通信革命が近未来の世の中をどのように変えるかを予測した。
また、翻訳はマイクロソフト(日本法人)の成毛真社長が担当している。「著者の論旨に共感する部分も多い」と成毛氏が述べている通り、専門性の高い分野の事例などについても分かりやすく伝えている。
著者は、コンピューターと人間が良好な関係で結びついた世界は「脱時空社会である」と言う。そこでは「場所」という考え方は意味を失い、国家や資本主義など近代を支えてきた概念も消滅していくという。それに代わるものは地球規模で富を追求する地球企業であり、国家の線引きを前提とする多国籍企業は凋落ちょうらくする運命にあるという。また旧来の国家は、より分権化された小単位の地域を緩やかなつながりで結んだ連邦型に移行するとも予測している。
加えて、教育制度や家族のあり方など日常生活レベルで起こり得る変化についても言及。架空の主人公を設定して、観念的なテーマを物語風に綴っている。
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